第2回DMZ国際ドキュメンタリー映画際での招請講演 「文学、ドキュメンタリーに会う」
投稿日d 2010-08-19 ヒット数 2172
コンテンツ
作家と一緒にドキュメンタリー作品を観覧し、ドキュメンタリーと文学について深い対話を交す時間
* 招請作家 – 金��(キム・フン、小説家)
* 日時 – 9月 11日(土) 午後1時
* 場所 – CINUS ECHE 第8館
小説家の金��(キム・フン)が選んだドキュメンタリー <人が生きていた>
<人が生きていた Asheen – Still Alive in Gaza>
Switzerland | 2010 | 86min | Nicolas Wadimoff(ニコラスワディモフ)
暮らしの基盤がこぞって廃墟に変わり、すぐ目の前で愛する家族が死んでいくのを目撃し、今までも爆撃が絶たないところで生きていかなければならないとしたら、貴方はどのように対処するだろうか。戦後の「ガザ(Gaza)」地区の姿を描いたこのドキュメンタリーは、この質問に対する解答の手掛かりを提示する。村の真ん中への爆撃が始まる。しかし、驚くべきことに子供たちは不安におびえることなく、代わりに絵を描きながら楽しい遊びに夢中になる。先生も学生達を統制し、与えられた状況から目を離すように誘導するのではなく、ピエロに扮装して爆撃の音に合せて風船を割りながら、しゃれを飛ばして子供たちを笑わせる。このような過程を通じて「ガザ」の子供たちは、惨めな現実から目をそらすよりは、まともに直視して対応する方法を習う。もし家に爆弾が落ちたら、周りの負傷者を応急用品で治療してあげると話す幼いけど逞しい少女が、食糧やガスなど基本的な物資も足りない状況におかれていても、音楽を作り、遊びの公園を稼動させる。文化と遊戯を諦めない人々がここにいる。<人が生きていた>は、極限状況の中で単純な生存だけを目標にするのではなく、希望の絆を放さないまま、真の暮らしを実践して行こうとする人々の物語である。
世の中から孤立されたまま地球上の最も大きい監獄で暮らしているパレスチナの人々が、人生を諦めない理由は単純である。しかし、それは何よりも強い。その名は「希望」である。
*第2回 DMZ国際ドキュメンタリー映画際についての問い合わせは映画祭広報チーム長 ノエリ (032-623-8057)
/ ラフィングボア (02-545-3797)に連絡してください。
INFORMATION 名称 | 2回 DMZ国際ドキュメンタリー映画際(DMZ Korean International Documentary Festival)
性格 |「平和・命・疎通のDMZ」をテーマに、世界唯一の空間であるDMZで開かれる国際ドキュメンタリー映画際。競争部分あり。
開催 期間 | 2010年 9月 9日(木) ~ 13日(月) [5日間]
開催 場所 | 坡州出版都市 CINUS ECHE、臨津閣と平和ヌリ一帯
上映 編数 | 世界 35ヶ国 85編
主 催 | 京畿道 / 坡州市 / DMZ DOCS 組織委員会
主 管 | 京畿公演映像委員会 / (財)京畿デジタルコンテンツ振興院
ホームページ ㅣ www.dmzdocs.com
Prev | 京畿道、農業特産物を利用する�Wお料理コンテスト�Wを開催 |
---|---|
Next | 米国、ビザ免除サービスを9月から有料化 |