京畿道西海岸、10年後には「ゴールドコースト」に生まれ変わる

投稿日d 2010-03-30 ヒット数 2559

コンテンツ

京畿道が西海岸を世界的な観光地に育成
ユニバーサル・スタジオや国立自然史博物館などの建設を推進

 

京畿道の西海岸一帯が世界的な観光地に生まれ変わる。

 

京畿道は、31日(水)、華城市の恐竜たまご化石地のビジターセンターにて、「京畿道西海岸に関するビジョン戦略会議」を開催し、西海岸圏の開発に関する推進状況及び未来戦略についての討論の時間を設けた。

 

この日の会議には、京畿道知事をはじめ、韓国水資源公社、韓国農漁村公社、韓国海洋水産開発院から関係者30余名が出席し、国家成長のための原動力としての西海岸開発に関する進行状況を確認した。
本会議により京畿道は、西海岸一帯を世界的な観光地として育成する計画を明らかにした。京畿道の西海岸は、世界人口の25%にあたる15億人を背後に抱えている。西海岸から飛行距離2時間以内の人口だけでも10億人に達し、今後同地域の開発が進められたら、世界でも指折りの海洋観光地として成長できる潜在力を有している。

 

現在、京畿道西海岸一帯で進めている観光関連のインフラ構築及び開発プロジェクトとしては、華城ユニバーサル・スタジオ、国立自然史博物館、安山始華湖潮力発電所、安山デソン団地のエア・コンプレックス、平澤湖観光団地など、その数は十を超える。

 

まずは、テーマ・パークやウォーターパーク・ホテル、プレミアム・アウトレットなどが立ち並ぶユニバーサル・スタジオが、来る2014年にオープンする予定である。2020年までには華城市古井里に、宇宙や地球、韓半島などの15分野に渡る標本を展示する国立自然史博物館が建設される。

 

このほかにも、平澤湖観光団地の造成、始華湖潮力発電所の建設など、西海岸一帯の観光競争力を高める様々なプロジェクトが進められている。10年後の2020年には、これらのプロジェクトの大部分が完成され、西海岸一帯は海洋・生態・文化・教育が一体になった魅力ある観光地として生まれ変わると期待される。

 

キム・ムンス知事は、「京畿道の西海岸一帯は韓国のゴールドコーストと呼んでも遜色のないほど、美しい自然の景観に恵まれており、無限の成長の可能性を秘めた地域である」とし、「これから10年後、西海岸が世界的な観光地に生まれ変われるよう、京畿道はあらゆる努力を傾注していくつもりでる」と述べた。

 

問い合わせ: 観光振興課 249-4722