外国人住民の円滑な意思疎通のために、通訳サービスの充実化を図る

投稿日d 2009-12-02 ヒット数 3872

コンテンツ

提供日付: 2009. 12. 2

 

提  供: 家族女性政策課(031-249-2508)

 

先日、京畿道が主催した外国人労働者・結婚移住女性懇談会の席上で、タイ出身の外国人結婚移住女性L氏は同じ立場にある結婚移住女性や外国人労働者の出入国、雇用許可制、労災、保険、病院診療、捜査のための通訳をしているが、韓国の文化がよく分からないため、内容を正確に伝えているのかいつも不安に思っていると吐露した。

 

また、モンゴル出身のA氏は、今年8月救急手当てを受けるために道内病院を訪れたが、モンゴル語が通じなくてしばらくの間適切な治療が受けられなかった。結局、韓国語が出来るモンゴル出身の結婚移住女性の協力を得てようやく治療を受けることができたという。

 

これから京畿道ではそういう問題を大きく改善していくつもりだ。 京畿道は、外国人住民30万人(全国100万)時代を迎え、「京畿道多国語サポートネットワーク」を構築し、その問題解決に積極的に取り組んでいく。

 

京畿道では、道内の外国人支援機関と団体から外国語ができる人的資源を確保・活用し、外国人住民の円滑な意思疎通のための250人規模の「京畿道多国語サポートネットワーク」を構築した。

 

それを圏域別、語学別に収録した冊子(500冊)を作成し、道内の市・郡及び団体に配布し、各種行事や相談などで活用できるようにした。これから京畿道在住の外国人は、英語(100人)、日本語(49人)、中国語(43人)、モンゴル語(11人)など、20カ国語による通訳サービスが受けられることになり、韓国での暮らしが大きく改善されると思われる。なお、道は、ボランティアとして参加する人々に対し、ボランティア活動の実績認定と表彰などを授与することで、同事業の活性化を図るとともに、ボランティアとしての誇りを与えていくという。