京畿道、外国人直接投資をリードする

投稿日d 2009-11-26 ヒット数 2192

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海外直接投資(FDI)シェアにおいて、ソウル市を除くと京畿道が実質的なトップの座であることが分かった。 
とくに、民選4期における京畿道の投資申告額は52億ドルと、全国(318億ドル)比16.4%を占めている。それは金融機関、大手企業の本社があるソウル(全国の約54%)を除くと、全国投資申告額の36%に当たる数値で、海外直接投資誘致においては実質全国トップである。
さらに民選4期中、投資了解覚書(MOU)を締結している65社の84%に当たる54社が竣工、稼動、入居準備の段階にあるなど、順調に投資手続きが行われている上、その内容も大変充実していることが分かった。
中でも、1000億ウォンに及ぶ大規模な投資MOUを締結した新世界チェルシーは、今年11月27日坡州市にて竣工式を行い、投資を実行する計画であるほか、華城・松山のユニバサル・スタジオ事業も公共機関と民間PFVコンソーシアムとの基本協定が11月末に行われる予定だ。
このような京畿道の投資誘致成果は、大手企業の役員や投資・通商分野の専門家でつくる投資誘致諮問団や、投資誘致に関する情報交換及び専門分野についての常時諮問体制を構築したのが功を奏したと評価されている。 
とくに、大手企業との緊密な情報交流により、対象企業の発掘や共同投資誘致活動を展開したことや、誘致業種別のターゲッティング、国内外企業間のmatch-making などで潜在投資家の発掘及びカスタマイジングな投資誘致活動を展開していることが注目されている。
今後も、投資環境の改善により新規投資を呼び込むとともに、既投資メーカーに対する持続的な事後管理による増額投資にも力を入れていく方針だ。