京畿道、世界地方政府と共に気候問題解決に挑む

投稿日d 2009-10-16 ヒット数 3534

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世界各国における地方政府の代表らが集まり、環境関連市場経済の早期成長、温室効果ガス排出量の削減に努めるなど、地球の気候変動に対し、積極的に取り組むための政策提言を行おうとする「地球気候変動知事サミット」に、韓国では京畿道が唯一参加した。

 

金文洙(キム・ムンス)京畿道知事は、10月2日米ロサンゼルスで閉幕した「地球気候変動知事サミット」にて、国連関係者及び世界各国の知事36人による政策提言に署名し、今後京畿道も気候変動問題の解決に向けて、GTXなどグリーン交通網の構築、潮力や風力発電など新再生エネルギーの拡大普及、新都市開発時に低炭素エコシティーの設計、緑の産業団地形成など、グリーンエネルギー政策を積極的に展開していくことを約束した。

 

金知事が署名した宣言文には、温室効果ガス排出量の削減など、気候変動対策分野における各国政府及び地方政府間の緊密な協力に共同参加するという内容が盛り込まれている。詳細は、クリーンエネルギーの利用増加、政府の気候変動に関する立法に対し、地方政府が積極的に支持すること、気候政策に森の政策を含めること、温室効果ガス削減のための地方政府の役割などが含まれている。

 

「地球気候変動知事サミット」は、気候問題の解決策に焦点を合わせた世界各地域の指導者で作る最大の集いとして、70に及ぶ世界地方政府(国)から1200人以上が参加している。今回の宣言は、今年12月にデンマーク・コペンハーゲンで開かれる第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議にさきがけ、参加国の声を反映させようという狙いがある。