京畿道、海外医療観光誘致活動が実を結ぶ
投稿日d 2009-08-14 ヒット数 3487
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今年5月から海外からの医療患者誘致が法律上認められたことを受け、韓国国内病院を訪れる海外患者が大幅に増加している中、京畿道が7月9日海外患者誘致に向けて、全国自治体では初めてカザフスタンにて開催した医療事業説明会が功を奏し、医療観光誘致活動が実を結びつつある。
京畿道は今月3日、カザフスタンの中核的な国・公立医療機関で働く医師など26人で構成された医療体験ツアー団が、8月5日京畿道を訪れる予定であることを明らかにした。
京畿道は、カザフスタンでの医療説明会が単発型イベントではなく、持続性を持った医療交流及び協力活動につながるよう、現地医療人に京畿道の医療サービスを直接体験させるツアー団を構成・誘致したのである。
今回のツアー団訪問は、単に健康検診という枠を越え、道内医療機関の優れた施設や医療サービスなどを直接体験し、従来ロシア、トルコ、ハンガリーなどに集中していたカザフスタンの海外医療選好国を韓国、なかでも京畿道に変えられる絶好の広報チャンスといえる。
京畿道は今年7月9日、医療機関関係者など24人で構成された代表団を率いてカザフスタン・アルマティにて海外患者誘致に向けた医療事業説明会を全国の自治体では初めて開催した。
説明会ではアルマティ州・市政府を代表して保健部長と大統領専用病院の医療グループなど、120人余りの関係者が出席した中、京畿道の7つの医療機関による心血管疾患、脊椎疾患、産婦人科の高い水準を誇る専門医療サービスの紹介があり、参加者から高い反響を得た。
今後京畿道は、カザフスタンとの医療交流と協力を一層強化すると共に、新興富国として海外医療への需要が高いカザフスタンを中央アジアの拠点とし、医療市場拡大を図っていくつもりだ。さらに、政府が「サービス産業先進化」の一環として進めている海外患者のビザ制度の改善、国際医療観光カンファランス開催及び海外患者の誘致・あっせんの許容など、海外患者誘致に向けた各種施策の推進を受け、韓国を訪れる海外からの医療患者は益々増加傾向にあり、地理的メリットからも京畿道を訪れる海外患者の大幅な増加が見込まれる。
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