京畿道世界陶磁ビエンナーレの一風変わった陶磁展示が人気集める
投稿日d 2009-05-26 ヒット数 4587
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陶磁の固定観念を破る「セラミックオブジェ」、逃がしたら後悔します!
5月24日から開かれる「2009京畿道世界陶磁ビエンナーレ(The 5th World Ceramic Biennale 2009 Korea)」では、陶磁で作られた様々な作品が展示され、来場者から熱い反響を呼んでいる。
今回の京畿道世界陶磁ビエンナーレでは、世界的な名声の国際公募展だけでなく、「火の冒険」というテーマに合わせた海外有名作品などを招待して行われる「世界現代陶磁展」、陶磁とインテリアの出会いを見直した「セラミックスペース&ライフ」展など、陶磁に対する固定観念を破る一風変わった展示が若い世代から人気を集めている。
65人の国内外の作家により150のオブジェが設置され、陶磁とインテリア要素が結合した新しい形の展示となる「セラミックスペース&ライフ(Ceramic Space & Life)」は、空間と陶磁の関係を見直すために設けられたイベントである。中へ足を踏み入れる瞬間、洗練されたインテリアのレストランや喫茶店に入ったような錯覚に落ちるこの展示では、水、火、土、木、金属、光などの要素を取り入れ設計した作品の数々に直接触れることができる。
世界70ヶ国から新鋭の1726人の陶芸家が参加する今回の「国際公募展(International Competition)」では、出品される作品の規模とクォリティーからも分かるように世界陶磁の流れが一目瞭然で分かる。歴代最高の倍率と最多の参加国数を記録しながら国際的に注目を集めた同公募展には、国内だけでなく海外からも来場者の行列ができている。
陶磁という芸術を決定づける最も重要な「火」という要素を基準にして陶芸家らが創り出すオブジェは、多様な実験精神をそのまま表したものであろう。「世界現代陶磁展—火の冒険(World Contemporary Ceramics – Adventures of the Fire)」では、41人の海外有名作家による計94点の現代造形作品も展示される。
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