金文洙京畿道知事、「収監因縁」5.18烈士のお墓を参拝

投稿日d 2009-05-26 ヒット数 4416

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5.18民主化運動29周年を記念する行事に出席するため光州を訪れた金文洙京畿道知事は、18日自分と同じ刑務所の独房に収監された縁のある故パク・カンヒョン烈士のお墓を参拝した。 

 

金知事は同日の記念式が終わった後、5.18民主墓地に安置されているパク烈士のお墓に参拝し、姉のパク・ヘンスン氏に慰労の言葉を述べた。 

 

5.18当時全南大学の総学生会長であったパク氏は、1982年光州刑務所で死亡し、金知事は5年後の1987年にパク氏が収監されていた独房に10ヶ月間収監されたことがある。

 

金知事は「収監当時、看守からパク烈士についていろいろと話を聞かされた。パク烈士は若死したのでその魂も永遠に若いままであるしょう」と語った。

 

続いて「5.18 民主化運動当時の光州市民や全南道民の偉大な犠牲精神が、韓国民主化発展の礎となった」ことを強調した。

 

それに対しパク氏は「縁を忘れず弟のお墓を参拝してくださりありがとうございます」と述べた。

 

金知事は、この日国立墓地内の遺影奉安所と追悼館などを見回り、5.18関連団体の関係者とも会談した。