モンゴル、ベトナム語でも図書館のサービスが受けられる?
投稿日d 2009-03-26 ヒット数 4809
コンテンツ
モンゴル、ベトナム語でも図書館のサービスが受けられる?
– 多文化移住民のための京畿道サイバー多文化図書館サービスを開始
京畿道は、道内に居住する多文化移住民のために、韓国語を含むアジア及び英語など10の言語による図書館利用情報を提供するウェブページ(http://global.library.kr)サービスを3月20日から開始する。
それにより結婚移住民、移住労働者といった多文化移住民が自分たちの母国語で京畿道の各種図書館関連情報を得ることができる。
ウェブページでは、京畿道公共図書館の政策など、図書館についての全般的な紹介と居住地域の図書館情報案内、公共図書館の利用案内、京畿道サイバー図書館の活用方法などを各言語別に紹介している。
図書館の位置や開放時間など、基本的な情報すら分からなかった移住民の韓国生活に役立ち、図書館訪問が困難な場合には京畿道サイバー図書館(www.library.kr)の多様な電子コンテンツを利用することもできる。
それだけでなく、移住民の生活上の便宜を図るため、有効な生活情報や行政情報、図書館用語解説など、多様かつ有益な情報が提供される。
提供言語は、韓国語、モンゴル語、バングラデシュ語、ベトナム語、スリランカ語、英語、インドネシア語、日本語、中国語、タイ語の計10の言語で構成されている。
道関係者は、「ウェブページ一つで言語・文化の違いが一瞬に解決できるとは思えないが、京畿道のこうした動きが問題解決への第一歩になることを期待し、今後も引き続き関心を持って誰にとっても有益で便利な『開かれた図書館』になることを期待する」と述べた。
京畿道は多文化図書館サイトの開設だけでなく、昨年韓国文学翻訳院の協力を得て、韓国の優秀文学作品の多国語翻訳本を公共図書館へ提供している。また、安山市・国境なき街の「多文化ミニ図書館」のオープン、多文化博物館の設立など、いわゆる「コリアンドリーム」を夢見て韓国にやってきた多くの結婚移住女性と移住労働者の多様な文化・情報への接近性向上に向けて全力で取り組んでいる。
Prev | 京畿道、外資誘致で不況乗り越える |
---|---|
Next | 温泉・ペンション・陶磁器…観光地として注目される京畿道 |