結婚移住者向けの多様な韓国語教育を実施

投稿日d 2009-03-26 ヒット数 4761

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京畿道は、結婚移住女性らが韓国生活のなかでもっとも大きな困難と感じている韓国語の会話力を向上させるため、多角的な方向から韓国語教育をサポートする方針だ。 

道は、市・郡に開設されている韓国語クラス、移住女性の家庭を訪れる訪問教育、韓国デジタル大学と協定を結んで実施しているオンライン教育など、3つの形式で韓国語教育を行っており、今年は道内における結婚移住女性の約32%に当たる1万人に韓国語教育を実施する計画だ。 

道がこのように韓国語教育に注力しているのは、結婚移住女性の34%が韓国生活の中で言語疎通を一番大変な問題だと指摘しているためである。 
まず、韓国語クラスは、市・郡の指定場所に61ヵ所を設置・運営しており、今年は約2800人に韓国語教育を実施する計画だ。教育は年間120時間を実施し、子供向けのプレールームも運営する。 

また、生活文化体験も教育課程の中で実施し、教育優秀者20%には韓国語能力試験応募も支援する。教育を希望する結婚移住女性は、自宅から近い韓国語クラスに申し込むと無料で教育が受けられる。 

韓国語の訪問教育サービスは、地理的接近性の問題から集まって教育を受けることが難しい結婚移住女性を対象に、韓国語の訪問教育教師が直接家庭を訪問して韓国語教育をサポートするもので、教育を希望する女性は道内の多文化家庭支援センターに問い合わせると支援が受けられる。 

韓国語の訪問教育サービスは5ヶ月間実施される予定で、今年から道自ら財源を設けて追加的に実施する教育サービスである。このプログラムは別途の計画を設けて今年下半期から行う見込だ。 

そして、家庭で容易にアクセスできる韓国語のオンライン教育は、京畿道と韓国デジタル大学校が協定を結んで08年9月から支援を行っており、今年3月初現在4900人が加入して教育を受けている。 

結婚移住者であれば誰もがコンピューターで韓国デジタル大学のホームページにアクセスし、右側の多文化家庭のメニューバーやハングル教育サイトの http://e-campaign.kdu.eduへ直接アクセスして勉強することができる。 

今後も京畿道は、結婚移住者の韓国語教育をサポートし、言語による不便を最小限に抑え、韓国生活に速やかに適応できるよう、積極的にサポートしていく計画だ。