「平澤港国内投資説明会」を成功開催

投稿日d 2008-10-02 ヒット数 5488

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−08年11月予定のヒンターランド賃貸方策への関心高まる 
−平澤港及びヒンターランド早期開発への認識高める 

京畿道は9月25日(木)、平澤港の活性化と貨物量創出に向け、国内外の船会社、荷主、物流企業、研究機関など港湾・物流関係者300人が出席した中、「平澤港国内投資説明会」を開催した。 

説明会で金文洙知事は、「平澤港は、全国トップの貨物量増加率や地政学的な位置から見ても、対中貿易中心地としての成長潜在力が極めて高く、韓国の未来を担い行く新成長エンジンの中核である」と強調し、「平澤港を利用すると、内陸物流コストが釜山に比べ50%以上削減できるし、世界3位の船会社CMA−CGM(フランス)が平澤港に就航するなど、国内外の物流企業や大手船会社から新航路開設の要請が相次いでいる。貨物量創出の中核的な役割を担う第1段階ヒンターランドが完成する2010年3月には平澤港の新しい歴史が始まる」とアピールした。 

同行事は、平澤港広報のための平澤地方海洋港湾庁長(イ・ビョンジュ)による「平澤港開発計画及び港湾運営の現状」、京畿平澤港湾公社社長(ヤン・ビョングァン)による「平澤港ヒンターランドの投資環境」説明会の後、平澤港を利用する企業が平澤港の投資及び利用時のメリットなどの成功事例を発表し、参加した物流企業など関係者らの高い関心を集めた。 

最初に発表した世界最大の青果会社のDole korea社は、「平澤港におけるビジネスメリット」を強調し、多くの企業にとって最良のビジネスチャンスになることを望むと述べた。2番目の発表者の海上貨物運送専門企業である大宇Logisticsは、平澤港利用のメリット、自由貿易地域での物流運送に関する利用事例など、多くの例えをあげて自由貿易地域指定を目指しているヒンターランドについて詳しく紹介した。 

また京畿道では、平澤港ヒンターランドとしての黄海経済自由区域(ポスン地区、ヒャンナム地区など)の開発計画、港湾利用者にワンストップサービスを提供する総合業務支援施設のマリンセンター設立、新規就航及び貨物誘致に向けてのボリュームインセンティブの提供、古徳(コドク)国際化都市開発といった港湾ヒンターランド建設事業など、多様なビジネス内容を説明して、出席者らに平澤港及びヒンターランド(第2、3段階)の早期開発の必要性など、港湾利用に対する高い関心と活性化への参加を呼びかけた。 

なお、この日のイベントで金文洙道知事は、西海岸圏の遠洋航路では初めて平澤港に大型コンテナー船の寄航を始めた(株)CMA-CGMや(株)SITC関係者らを激励した。 
京畿道鉄道港湾課長は、「今回の平澤港及びヒンターランド(第1段階)国内投資説明会を通じて、平澤港の活性化を図ると共に、これが韓国の国家競争力を高める近道であり、経済復興の重要なきっかけになることを強くアピールした」と語った。