金文洙知事「外国人労働者とその家族の感動的な出会い」の場設ける

投稿日d 2008-09-22 ヒット数 5239

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金文洙(キム・ムンス)京畿道知事が外国人労働者のために、涙と感動の家族との出会いの場を設けた。これにより、道内に滞在している外国人労働者は、2年〜9年ぶりに家族との再会を果たし、感動の涙を流した。 

京畿道は今月4日、安山(アンサン)市・サ洞ガムコル市民ホールにて第2回模範外国人労働者家族招待イベント「グローバル京畿ハグ(hug)アジア」を開催した。 

同日席上には、ベトナムやパキスタン、インドネシアなど14カ国出身の外国人労働者29人をはじめ、当日入国したその家族50人、韓国人と結婚して国内に定住している結婚移民者らとその家族17人など、計96人が席を共にした。 

この日家族との再会を喜び合った労働者は、安山・シファ工業団地と京畿道内の各企業で働く外国人であり、京畿道と安山市が3泊4日の日程で招待した。 

パキスタン出身のアリアメドカン(36才、男)は、「韓国で結婚し新しい家族も出来た」と両親に伝え、「僕は何の不自由なく幸せに暮らしているが、お父さんお母さんはどう過ごされましたか」と涙で抱き合った。 

カンボジアのコエムズラス(32才、男)は、父親のケンさんと再会し「韓国の人々が優しくしてくれたお陰で適応もうまく、お金も儲けた」とし、「故郷に戻ったらこちらでの生活を多くの人に自慢する」と話した。 

バングラデシュのモニール(36才、男)氏は、「この2年間両親と家内、娘に会いたくてたまらなかったが、今日その願いが叶った」とし、「京畿道と安山市に心より深く感謝する」と述べた。 

金文洙知事は、各テーブルを回って外国人労働者とその家族を暖かく激励した。 

金知事も「京畿道で黙々と一生懸命に働いてくださっている模範の外国人労働者の皆様方に深く感謝申し上げる」とし、「このようにお互いの健康な姿を確認することが出来たので、母国に帰ったらあまり心配しないでいつまでも健康にいらっしゃって下さい」と述べ目頭を熱くした。 

特に金知事は、「スリランカから来られた二組の家族は、なんと二日間18時間にわたっていらっしゃっただけに、いろんなところへも行き、息子やご主人が働く工場も見学して有意義な時間をお過ごしください」と話した。 

外国人労働者とその家族らは、イベント終了後安山市立国楽団による祝賀公演と、フィリピン民俗公演団による公演を鑑賞した。その後、宿所の漢陽大学・安山キャンパスのゲストハウスへ移動した。 

同日のイベントには金文洙京畿道知事をはじめ、バク・ジュウォン安山市長、カマル・プラサード・コイラルラ駐韓ネパール大使、モハメッド・シャヒード駐韓バングラデシュ大使などが出席し、共に激励した。 

外国人労働者とその家族は、6日龍仁(ヨンイン)韓国民俗村やソウル63ビルツアー、キム・ユンオク大統領令夫人との出会いが予定されている。