外国人のお嫁さん、頑張って!

投稿日d 2008-07-28 ヒット数 5281

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-韓国語教育により韓国社会への速やかな定着を目指す 

今年4月、統計庁が発表した資料によると、2007年韓国人と外国人夫婦の離婚件数は8828件と前年の6280件に比べて40.6%も増加した。離婚事由としては、夫の家族との不和や言語問題が最も多く、結婚移住者への韓国語教育が喫緊な課題であることが分かった。 

京畿道は、結婚移住者が韓国社会へ速やかに適応できるよう、道内55ヶ所にて韓国語教育を実施している。 

この韓国語講座を利用して教育を受けている広州市のマリテス氏は、今年6月12日行政安全部主催「結婚移住者の定着事例発表会」に参加し、「異邦人ではなく韓国人ママとして生きたい」という内容で最優秀賞を受賞した。 

5月末現在、同韓国語講座には韓国語講師55人をはじめ補助講師83人が活動しており、結婚移住者1523人が教育を受けている。 

また、韓国語教材1万9400冊を配布、授業で活用できるようにすると共に、国籍別の補充教材を配り各家庭で自習・復習ができるようにし、教育効果の向上を図っている。 
※ 入門5000冊/初級1万400冊(韓国語、中国語、ベトナム語、フィリピン語)/中級4000冊 

特に2009年からは、子づれの女性結婚移住者が安心して教育を受けられるよう、保育施設を整えると共に、ベビーシッター配置に伴う人件費なども支援する予定だ。 

国内結婚移住者の25.6%が京畿道に居住しているにもかかわらず、道内で韓国語能力試験「TOPIK(Test of Proficiency in Korean)」が受けられないという問題点を解決するため、韓国教育課程評価院と話し合った結果、来年からは道内でもテストが受けられるようになった。 
※ 現在全国7ヶ所でテストが行われている 
(ソウル、釜山、光州、大田、大邱、済州、清州) 

それだけでなく、経済活動を希望する移住者のため、韓国語ができる100人を対象に女性人力開発センター、女性会館、総合社会福祉館(水原、城南、始興、光明、安城)で料理や美容、エステティーク、童話口演など、本人が望む職種に対する就業教育を行い自立基盤を強化している。また、韓国語への関心の高い結婚移住者には韓国語(補助)講師育成教育を行い補助講師として活動できるようにするなど、韓国社会へ速やかに適応できるように支援を行っていくつもりだ。 
※京畿道結婚移住者現況: 
2万9442人(女性:2万5276人/男性:4166人) 
全国11万5113人の25.6%(法務部、2008年3月現在)