北京オリンピック出場のアルジェリア代表チーム、京畿道で最終訓練

投稿日d 2008-07-24 ヒット数 5287

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今年8月8日から24日まで中国北京で開催される第29回北京オリンピックに出場するアルジェリア選手団が、京畿道・水原(スウォン)で転地訓練を実施する。 

アルジェリア選手団は女子バレーボール、漕艇、卓球、水泳、柔道、ボクシングの6種目57人であり、7月15日から8月5日までボクシングを除く5種目47人が水原メーンスタジアム内のトレーニングセンターと京畿体育高校、新葛(シンガル)貯水池、現代女子バレーボール団トレーニングセンターにて転地訓練を実施する計画だ。 

アルジェリアは、中東、アフリカ、ヨーロッパをつなぐ戦略的拠点に位置しており、輸出や投資マーケットとしての可能性が大きい国と言われている。2006年韓国と戦略的パートナーシップ関係を構築して以来、新都市建設、電子、ITなどの分野で産業協力が活発に行われている。 

その間京畿道は、北京オリンピックを迎えて、北京と地理的に近く、優秀な選手や体育インフラなどが十分に整えられている京畿道のメリットを最大活用し、外国選手団の転地訓練を積極的に誘致してきた。今年2月、アメリカ・ダイビング代表チームの訓練を皮切りに、スペインのテコンドーチーム、イギリスのアーチェリー障害者代表チーム、カナダのテコンドーチーム、インドネシアのアーチェリーチームなどが京畿道で訓練を行った。 

現在、アフガニスタンのテコンドーチーム7人が抱川(ポチョン)市で訓練中であり、8月9日から15日まで水原ワールドカップ競技場で米・シンクロナイズドスイミングチームが訓練を行う予定であるなど、北京オリンピックを控えて京畿道が世界各国から最適の転地訓練地として注目されている