「ソウル大学校病院」が烏山市に建設される

投稿日d 2008-06-11 ヒット数 5453

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−京畿西南部地域の300万住民へ最高水準の医療サービス提供 

京畿道と烏山(オサン)市、ソウル大学校病院、盆唐(ブンダン)ソウル大学校病院は、5月28日、烏山支役所にて、烏山市・内三美洞256番地一帯に、総合医療機関(烏山ソウル大学校病院)を建設するというMOUを締結した。 

烏山ソウル大学校病院は、内三美洞一帯の9万4673�u敷地に1740億ウォンを投じ、600病床規模で設立され、京畿西南部地域の住民らに公共医療サービスを提供する総合医療機関としての役割を果たす見込みだ。 

烏山ソウル大学校病院設立に関するMOUは、烏山、平澤、華城、安城地域の急速な都市化による医療施設の乏しさ、高齢化社会に備える重度疾患の診断・治療・予防など、国民の健康を守るための公共医療サービスの提供が、この地域に必要との認識を、ソウル大学校病院や盆唐ソウル大学校病院、京畿道・烏山市が共にし、今協定が締結されたことにその意義があるといえよう。 

今後京畿道は、病院建設に積極的に協力し、建設費の外資誘致を含む投資家の発掘など、投資誘致に関する様々な支援を行う方針だ。また、国内外における尖端医療機器および研究施設の誘致にも、病院側と持続的に協力し合うことを約束した。 

また烏山市は、病院の敷地提供、都市計画施設の決定など、財政面における支援と、道路や上下水道、電気、通信などのインフラ施設の構築に必要な行政面での支援を行うつもりだ。 

同病院が完成すれば、ソウル大学校病院と盆唐ソウル大学校病院は、600病床規模の病院を建設・運営することになる。 

烏山ソウル大学校病院は、烏山市をはじめ、京畿南部地域に住む300万住民に、最高水準の手厚い医療サービスを提供するだけでなく、 

国立大学病院の高級公共医療サービスを提供することによって、地域間の医療格差問題の解決にも大きく貢献できるだろう。これにより、京畿道の医療産業発展に向けての産・研・学連携の研究も一層活発になることが期待される。 

特に、優秀な医療サービスを受けるため、海外まで出かけたり、ソウルなど大都会までわざわざ行かなければならない状況の下、 

国際競争力を備える医療産業&観光産業が連携した新成長産業の育成及び地域経済の活性化という側面からも、今回のMOU締結は、大変重要な意味を持つことであろう。 

※雇用創出効果:およそ1700人(医師、看護士、管理職など) 
一方、京畿道関係者は、「今後黄海経済自由区域(平澤・ポスン地区)内に世界的な外国医療専門機関を誘致し、経済自由区域に勤めている外国人により良い生活環境を提供するつもりだ。それによって、外国人投資誘致の活性化および地域経済の活性化にも貢献できるように努めたい」と述べた。