京畿デジタルコンテンツ振興院、カナダ・ニューメディアBCとMOU

投稿日d 2008-06-05 ヒット数 5343

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−グローバルネットワークによる共同プロジェクトの推進及びコンテンツ輸出を目指す− 

京畿デジタルコンテンツ振興院(院長:金・ビョンホン)は、5月22日、カナダ・バンクーバーにあるニューメディアBCと、海外文化コンテンツ支援機関における共同プロジェクトの推進及び京畿道文化企業の輸出拡大、海外市場開拓に向け、業務協定を締結した。 

カナダ・バンクーバーにあるニューメディアBC(New Media BC)は、カナダBC州の非営利協議会機関として、デジタルメディア産業を中心に、モバイルコンテンツやデジタルフィルム、アニメーション、e−ラーニング、ウェブデザイン、ゲームなど、1100に及ぶデジタルメディア関連会社を代弁する機関である。最近、ビデオゲーム市場の場合、世界の31%がカナダ・バンクーバーにスタジオを設けているため、今後京畿道とバンクーバーにおける共同プロジェクトの推進及び京畿道コンテンツの活発な交流が期待される。 

ニューメディアBCは、昨年7月、京畿道と共同投資説明会を開催して以来、京畿デジタルコンテンツ振興院と持続的に業務交流を行ってきた。そして、昨年11月からMOUについて具体的に話し合い、今年5月19日には京畿道とBC州の姉妹協定が、5月22日には、京畿デジタルコンテンツ振興院とニューメディアBCとの業務協定が締結されることになった。 

この業務協定による最初の事業として、カナダ・バンクーバーにて24日まで開かれるVIDFEST(Vancouver International Digital Festival)で、京畿道投資振興院とともに、京畿道及び京畿DCA投資説明会を開催した。そこで、北米地域の投資有望企業を対象に、海外企業のための京畿道の支援政策や投資環境について強くアピールするなど、協力事業を本格的にスタートさせた。 

今後、京畿デジタルコンテンツ振興院は、海外における関連機関とのビジネス相談会を開催し、協力事業を活発に展開するとともに、京畿道文化コンテンツ企業の輸出による成果を最大化する計画だ。今回の協定式を機に、グローバルネットワーク構築事業の具体的な推進計画を立てると同時に、グローバル協議会の年内構成を目指すという。そして、来年には、グローバル協議会の共同ビズ・マッチング(Biz Matching)ウェブサイトを構築し、文化コンテンツの輸出を積極的に支援していく方針だ。 

<業務協定の主な内容> 
-双方における技術やビジネスの交流、アニメーションやゲーム、放送、映画などといったデジタルコンテンツ産業の投資誘致に関する業務提携 
-共同研究開発プロジェクトの推進及び専門技術の交流 
-両地域のネットワーク構築に向けての共同ビジネス相談会及びネットワーク懇談会の開催 
-クラスター造成プログラム及び産業セクター開発&育成に関する情報共有 
-産業機関や公共機関に従事する人々の教育 
-技術商品化における経営及びビジネス成功事例の相互交流 
-関連産業及び経済関連プログラムの情報交換 
-傘下企業の輸出支援ができる常用ビジネスマッチング・ウェブサイトの構築など