2兆9千億ウォンの投資規MOU締結…2012年3月オープン 

世界最高水準のテーマパークである米国のユニバーサル・スタジオが京畿道(キョンギド)華城市(ファソンシ)ソンサン・グリーンシティーの中に造成される。 

京畿道と華城市、韓国水資源公社は27日ソウルグランドインターコンチネンタルホテルでUSKコンソーシアムとユニバーサル・スタジオ・コリア・リゾートの造成のための2兆9千億ウォン規模の投資覚書(MOU)を締結した。 

韓国ユニバーサル・スタジオテーマパークの事業を独占的に推進中のUSKはUSKプロパーホールディング(USK)とPOSCO建設、新韓(シンハン)銀行、韓国産業銀行、韓国投資証券で構成されUSKが団地の開発及び運営を、POSCOが施工を、残りの３つの銀行が金融投資を受け持つことになる。 

京畿道(キョンギド)華城市(ファソンシ)シンウェ洞一帯のソンサン・グリーンシティー東側470万�uに 2012年3月オープンする予定のユニバーサル・スタジオはテーマパークを始めシネマワールドとテーマ商店街で構成されたシティーワーク、ウォーターパーク、プレミアム・アウトレット、コンベーションセンター、ゴルフ場、スパ及びテラピ施設を持つウェルスニッスセンター、ホテルなどが入り家族ぐるみの観光客がバケーションを楽しめ、滞留できるリゾートの形で作られる。 

京畿道はユニバーサル・スタジオの誘致で建設段階でのみ5兆ウォンの生産誘発効果と4万9千人の雇用効果、年1千900億ウォンの租税収入の増大効果、運営段階では年間2兆9千億ウォン相当の生産誘発効果と5万7千人ほどの雇用誘発効果があるものと予想している。 

USK側は幾つかの候補地を検討した結果、ソウルと京畿圏から1時間離れている上、2千400万人に達する首都圏の背後人口を持つ仁川(インチョン)国際空港と近いため中国などの外国観光客の誘致にも容易なソンサン・グリーンシティーをテーマパークの敷地として最終的に選択した。 

金文朱(キム・ムンス)京畿道知事は「ユニバーサル・スタジオ」の誘致で雇用創出など経済的な波及効果はもちろん、韓国の文化観光産業の発展にも大きく貢献する」ものとし「大韓民国と京畿道のイメージアップとブランドを世界中に知らせる快挙である」と評価した。