京畿道、日本タカタ社とMOA

投稿日d 2007-07-09 ヒット数 6157

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2005年に継ぐ2回目の投資…企業し易い道内の環境認識の契機 

 
◇ 29日午後京畿道庁国際会議室で金文洙京畿道知事(左)が日本タカタ社の高田重一郎会長とエアーバック生産施設の設立のための投資合意覚書にサインした後、握手をしている ⓒ キーニュースイム・デホ 

京畿道(キョンギド)は29日、日本の世界的な自動車部品メーカーであるタカタ社と1千万ドル規模のエアーバック生産施設の設立のための投資合意覚書(MOA)を締結した。 
タカタ社がファソン市チャンアン産業1団地内のエアーバック生産施設及び試験施設の運営のための生産施設を設立し、150余りの新規雇用を通じた良質の雇用創出をすることのなったのである。 
キム・ムンス京畿道知事は当日道の国際会議室で協約式を開き、タカタ社の高田会長と共にそれぞれ合意覚書にサイン・協力約束した。 
今回の協約はタカタ社が2005年5月チャンアン団地内にシートベルト生産施設を設立した後、追加的に行われた投資であるため大きな意味を持つ。 
京畿道はタカタ社の相次ぐ投資は京畿道が企業し易い環境を備えているという証しであり、京畿道の行政が信頼の中で行われているという証拠だど分析した。 
キム知事は当日、挨拶を通じて「自動車の安全のためのシートベルトやエアーバックなど良い事業活動を行って下さることに感謝している」とし「京畿道はタカタ社のような企業が韓国で良い投資をより容易にでき、生産性もさらに高め、引き続き京畿道に投資できるようにサポートすることが目標である」と強調した。 
キム知事は「京畿道はタカタ社がより多くの投資し、社員がたくさん来て働けるよう最善の支援を尽くす」と述べた。 
高田会長は「今回追加的に設立されるエアーバック生産施設は現代−キア自動車と戦略的協力パートナーシップを頑なものにするのみならず、GMデウともビジネススタートの土台になる」と自身を見せた。 
タカタ社は日本東京港区六本木に本社があり、自動車のコア部品である安全ベルトやエアーバックなどを専門的に生産する世界的な企業である。 
安全ベルトの場合、日本市場の約52%、世界市場の27%の生産を担っており、エアーバックは18%のシェアを挙げているなど世界的に品質の優秀性を認められている企業である。 
昨年には約5兆ウォンの売上を達成し、現在世界中にわたり3万人の社員を有している。 
一方、 京畿道はタカタ社の製品が世界的に品質と技術力を認められているだけに今回の協約が先進技術の韓国国内移転及び国内技術水準はもちろん、国内の完成車メーカーの持続的な競争力の向上に大きく役立つことを期待している。