交通カード、降りる際に当てないと「無駄金」使う羽目に

投稿日d 2007-06-25 ヒット数 5857

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京畿~ソウル統合乗り換え割引、移動距離がわからないため追加料金 
現金は割引なし…距離・料金はインターネットで照会 

庶民の交通費の負担を大幅に縮小するために7月1日から京畿道(キョンギド)とソウル市で施行される公共交通統合乗り換え割引制に関して乗り換え後、バスから降りる際に交通カードを端末機に当てないと追加料金がなぜ発生するのか、また取引比例料金制度とは何なのかなど道民の疑問事項についてQ&Aで答えてみる。 

◇ 7月1日から施行される首都圏統合乗り換え割引制により降りる際に交通カードを当てないと損する恐れがある。ⓒキーニュース イム・デホ 

Q : バスを乗換えないため交通カードを当てないで降りるのが習慣になっているが、その次にバスに乗る際に追加料金が賦課されるの? 
A : 距離比例制は乗る際と降りる際の両方とも端末機に交通カードを当てて計移動距離に基づき料金を賦課する制度であり、質問のようにバスから降りる際に端末機に交通カードを当てないで降りたら計移動距離を知ることができないため適正料金を賦課することが難しい。従って最長距離料金(1,600ウォン)から基本料金(900ウォン)を引いた金額(700ウォン)が次に公共交通を利用する際に乗車端末機で基本料金と共に処理される。例えば一般バスから町内バス(高地帯・アパートや地下鉄駅の間などで連携交通手段として運行されるミニバス、基本料金700ウォン)に乗り換えた後降りる際に当てないと1,400ウォン(基本料金 700ウォン+追加料金 700ウォン)が、一般バスから一般バス・電車(基本料金同じく900ウォン)に乗り換えた後降りる際に当てないと1,600ウォン(基本料金900ウォン+追加料金700ウォン)が次の乗車の際に賦課される。しかし利用者の適応期間を考慮して2回に限り追加料金の賦課を猶予する。 

Q : 乗り換え割引をうけられる条件は? 
A : 公共交通を利用する際には必ず交通カードを利用しなければいけない上、乗り換え有効時間は降りる際に端末機に当てた後30分以内(夜9時から翌日7時までは1時間以内)であり、乗り換え認定回数は4回(5回乗車)である。ただ、同一路線(同じ番号のバス・電車)の再乗り換えの際には乗り換え割引が適用されない。 


Q : 交通カードを利用せずに現金を使ったらどうなるの?
 
A : 現金を使ったら乗り換えの際に割引されない。移動距離を正確にわからないため料金を賦課することができないからである。そして現在交通カードを利用したら現金で支払う時よりバス・電車は100ウォン、町内バスは最高100ウォンを割引してくれる。交通カードを利用してこそ料金・乗り換え割引で交通費を減らすことができる。 


Q : 一つの交通カードで多数が乗った後でも乗り換えが可能なの? 

A : 可能である。まず、バスに乗る際にバスの運転手さんに乗車人数を教えてからその人数だけ端末機に入力した後カードを当てなければいけない上、乗り換えの際にも運転手さんに乗車人数を教えた後、カードを当てなければいけない。しかし初めの乗車人数と乗り換えの際の乗車人数が異なるばあには同じ旅程ではないため乗り換えが適用されない。 


Q : 水原ゴテゥンど洞でバスに乗りテ水原駅からソウル駅まで電車を利用したら現在は2,400ウォン(900ウォン+1300ウォン)かかる。統合乗り換え割引制が施行されると料金はいくら?
 
A : バス(0.8km)、電車(41.5km)の移動距離が計42.3kmであるため料金は1,600ウォン(900ウォン+追加料金700ウォン)である。800ウォン節約される。