ドバイ業者、京畿道に5億ドル投資

投稿日d 2007-06-14 ヒット数 6283

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金ムンス「京畿道、黄金の土地には何かきちんとできることがないのか」 

 
◇ ドバイを訪問中の金ムンス京畿道知事が9日ドバイのあるホテルで投資家のスアイディ氏と会い挨拶をしているⓒキーニュース 

アラブ首長国連邦のドバイを訪問中の金ムンス京畿知事が10日(現在時刻)ドバイのインターグローブ社と5億ドル規模の投資意向書(LOI)を締結した。 

インターグローブ社は今後高揚(コヤン)韓流ウッドと水原(スウォン)広橋(クァンギョ)新都市などにホテル、リゾート、ゴルフ場などを建設する計画である。 

一方、キム知事は当日ドバイ政府が進めている人工島造成現場など各種開発プロジェクトの現場を見学した後、「砂漠の国であり歴史もそれほど長くない国が現代の歴史を直接描いている姿を見て恥ずかしいと思ったし大きなショックと感動を受けた」としながら「想像力を実現するためには自由が必要であり規制を課すとよく事が進まなくなる」と述べた。 

キム知事は「ドバイが世界を驚かせた各種の開発プロジェクトを進めながら不毛の砂漠をユートピアに作り直しているのに比べ韓国は現在、海と空、土地でも何もできないよう規制だけを課している上、互いに激しい競争のみ繰り広げている」とし政府の規制政策を強く批判した。 

彼はまた「サムスンがドバイで世界最高の建物と建てるほど韓国企業は世界最高水準の建築技術を保有しているが我々は千篇一律的に魅力のない安い建物、賃貸住宅のみを建てており、それさえもきちんと造ることができないため不動産市場の急騰を招いている」とし「このような原因は全国を首都圏と非首都圏に分け教育を下方平準化させた政府の誤った規制政策のせいである」と付け加えた。 

キム知事は「今後京畿道が主導する広橋新都市、ドンタン新都市などは特色があり、創意性の高い新都市になれるよう国際的なレベルの様々な方策を投入する計画である」と述べた。 

先立って金知事は9日ドバイブルジュドバイタワーを訪問した席で「このような砂漠にも韓国の企業が世界最高層ビルを建てているのになぜ京畿道、黄金の土地には何かきちんとできることがないのか」述べながら首都圏規制の不合理な政府政策に心を痛ませた。 

そしてキム知事は「世界最高の建築技術を保有しているにもかかわらずなぜ他の国、他の土地で実力を発揮しなければいけないのかとても残念である」とし「韓国にもよい土地、巨大な土地でこのような世界的な技術や世界的な建物が入ってこなければいけないのではないのか」とため息を付いた。 

特にキム知事は「このビル工事は単純な建物を建てるのではなく、韓国企業がドバイで21世紀建築の歴史を描き上げているのである」としながらチョン・チャンギルサムスン物産常務、キム・キョンジュンサムスン物産ブルジュ・ドバイ兼摂現場所長など関係者を励ました。 

160階規模の700メートルを超える世界最高層の当ビルの工事はサムスン物産が担当し、韓国の技術者が摂氏40度の砂漠の熱気の中で汗を流している。