京畿道投資誘致代表団、欧州市場の攻略に乗り出す

投稿日d 2007-06-13 ヒット数 5772

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– Envio、VCST、Faurecia社など計1億4千6百万ドル規模のMOU締結 
– ブランド新都市造成のベンチマークなどドバイ大型開発プロジェクトの視察 

欧州地域Envio、VCST、Faurecia社などハイテク企業の投資誘致により雇用を創出し、UAEドバイの大型開発プロジェクトの視察を通じてブランド新都市造りに京畿道(キョンギド)が積極的に乗り出す。 
金ムンス京畿道知事を団長にする京畿道UAE、欧州訪問代表団が6月8日から16日まで7泊9日の日程でUAE、ドイツ、ベルギー、フランスなど欧州市場の攻略に乗り出す。また、今回の代表団には韓国労働組合総連合会京畿支部のリ・ファス副議長、道議員などが合同投資誘致団として投資企業の説得に力を合わせる。 
欧州訪問期間中の投資協約締結(3回)、個別投資商談(2回)、投資説明会2回(フランクフルト、パリ)など計18の企業と面談する予定であり、このうち3社と146百万ドル規模の投資協約を締結する計画である。また国際有機農業運動連盟(IFOAM)を訪問し2011年世界有機農大会の誘致のための活動を繰り広げる予定である。 
まず、パリの代表的な新都市造成事例であるラ・デファンス(La Defese)を視察、京畿道が構想中の品がある新都市、自足的な環境にやさしい都市の建設のためにベンチマークを行う計画である。また生命科学の全分野にわたり世界的な技術と競争力を持つパステル研究所を訪問し、韓国パステル研究所との協力方策についても話し合う計画である。 
道代表団はEnvio、VCST、Faurecia社と1億46百万ドル規模のMOUを締結し良質の雇用を創出する方針である。 
Envio社では畜産糞尿処理場施設を通じたバイオガスプラントを建設するために1億ドルの投資規模で投資協約を締結、畜産糞尿による環境汚染源の抜本的な解決と同時に処理する際に発生するガスと電気、そして良質の堆肥を活用する計画である。 
また自動車用のTransfer gear(四輪転換ギア)の世界的なメーカーであるVCST社と20万ドル規模の投資協約を締結し、国内完成車メーカーの持続的な競争力の向上に貢献するものと見通される。 
これと共に売上高対比欧州で2位、世界で9位の自動車部門のグローバル企業であるFaurecia社と2千6百万ドル規模の投資協約の締結において、キア自動車工場と連携し韓国自動車市場の競争力工場に貢献する方針である。 
この他、北欧州のベーカリー市場で40%のシェアを占めるLantmannen社及び自動車及び電子部品メーカーであるFCI社と個別投資商談を繰り広げ、フランクフルトとパリでそれぞれ6、7のグローバル企業を対象に投資説明会を開催し積極的な潜在的投資家を発掘する計画である。 
今回の投資誘致協約及び商談業種を見ると自動車部門の世界的なグローバル企業であるFaurecia社を初め、VCSTなど2件で46万ドルを締結する予定である。 
京畿道の関係者は「従来の製造業中心から投資誘致の多角化の流れに合わせて世界的な環境及びバイオ部門のグローバル企業であるEnvio社と1億ドルの投資協定締結は投資誘致活動に特別な意味がある」とし「今後も首都圏内の高級人材とインフラを活用して次世代国家競争力を主導できる自動車、半導体、TFT-LCDを初めとするディスプレー、製薬、バイオ分野などの核心部品産業とR&D施設を持続的に誘致する計画」であると述べた。