「眠れない」金ムンス知事…ネチズンも「共感」(2)

投稿日d 2007-05-25 ヒット数 5853

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東京投資誘致説明会に行って来てから 

朝9時飛行機に乗って、 
日本東京に行き、 
半導体、ディスプレー業者30社余りを対象に、 
<京畿道投資誘致説明会>を行い、 
夜8時飛行機で帰ってきた。 

日帰りの日程だったので、 
夜明けに起きて、飛行機に乗り、東京のニューオータニホテルで、 
昼ご飯と夕ご飯ともお弁当を食べ、 
外には一歩も出られずに帰ってきた。 

疲れたせいもあるが、 
とても気が重い。 
韓国に投資しようとする企業が益々減っているからである。 
日本の工科大学出身の初任給が160万ウォンぐらいだから、 
私たちよりもむしろ人件費が低いほうである。 

人件費の側面で日本より私たちが有利ではなくなった。 

地価も私たちが余りにも上がってしまって、日本と変わらなくなった。 

こうなったのにはもちろん日本の円高が終わり、 
ここ3年間私たちのウォンが30%切り上げられて、 
ウォン高になった点が最も重要な原因である。 

去る10年間日本の大卒初任給は横這いなのに比べて、 
私たちは毎年約5%ずつあがった。 

今はほぼ同じ水準か、賃金が逆転してしまった。 

日本は去る20年間骨を削る努力によって、 
コスト節減を成し遂げた。 

海外に出て行った工場が再び戻ってくる奇跡を成し遂げている。 
この頃東京市内には高い建物が新しく建てられ、 
大卒者も就業しやすくなり、優れた人材を確保することが問題なら問題だそうだ。 
半導体、ディスプレーがこのような状態なのに 
どんな業種がわが国に投資しようとするだろうか。 

いくら考えても、聞いてみても答えが無い。 

帰ってくる羽田空港の待合室で 
安城のある工場の若い社長が私を見つけては 
「話したいことがたくさんある」と言っては随分訴えた。 
1、000人を雇用して、2千億の売上を記録している決して小さくない 
電子工場の社長であった。 

「韓国ではどうしても工場を運営することができなくて 
この頃夜眠れない日々が続いているが、 
投資した施設費が300億ウォンを超えるので、 
直ちに整理して海外に出て行くこともできない。 

道知事が助けてくれるべきじゃないか。 」 
しかし、道知事にできることが、余りにも少ない。 

それでも政府では 
「首都圏には工場を建ててはいけない!」 
「何坪以上はいけない」 
と寝言を言っている。