金ムンス 「列車フェリー、西海岸交流に最高」

投稿日d 2007-04-26 ヒット数 6295

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京畿道訪問団、旅順港視察…陸路より距離が短くて効率性「実感」 

 
◇ 金ムンス京畿道知事と代表団は22日、遼寧省旅順港を訪問して、列車フェリーの操縦室の運営システムについて説明を聞いている。 ⓒキニュース 

金ムンス京畿道知事を団長とする京畿道訪問団が中国訪問初日の22日、遼寧省大連市旅順港を訪問して、列車フェリーの運営システムを視察した。 

この場で金知事は「列車フェリーに乗って見たら、活発な対中国交流の重要性について感じることができた」と述べながら、「速いスピードで成長している中国に対応するためには今より積極的な西海岸圏の交易の土台が必要である」と述べた。 

金知事はまた、「列車フェリーがどのように多くの両の列車と貨物車をそのまま積んで海と大陸を貫通するのかを目で直接確認したら実感が湧いてきた」と述べ、「巨大な新興経済国の中国と私たちの西海岸を結んで両国間の交流を広げるのに良き移動手段になるだろうと見られる」と述べた。 

金知事は視察の後、大連市長との晩餐会で列車フェリーを通じた韓国、中国、中央アジアの鉄道運送連携方案について相互間の積極的な協力を強調した。 

金知事はこの席で列車フェリーを港湾施設と連結する方案と都心通過による環境対策など、列車フェリーの運営システムに関する意見も交わした。 

一方、この日視察で金知事一行は列車フェリー専用港湾の基盤施設である線路と連結ランプなどを見回し、列車を乗船することができるように作った5つのレール連結施設を几帳面に察した。 

一行は引き続き列車フェリーと陸路を連結する域内上下駆動式橋システムも見学した。 

そこで訪問団は列車フェリーが陸路移動より物流移動距離が約1千100kmも短いため効率性が高いという事実などを確認した。 

訪問団は1階列車、2階貨物車、3階乗客などをそれぞれ乗せた列車フェリーの構造を詳しく見回して機能の長短所について論じたりした。 

ドイツのパル社が設計した旅順港列車フェリーは列車50両と貨物車75台を積むことができる規模で、去年11月から木材と食糧などを運び始めた。 

一方、京畿道は昨年末、平澤港と中国大陸間を列車フェリーで連結するための方案を推進した事があってその実現可能性に帰趨が注目される。