先端技術を保有したケリス、平沢工場竣工

投稿日d 2006-06-20 ヒット数 6455

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大型液晶配向幕塗布機世界シェア 1位企業 
ケリス平沢工場竣工

液晶配向幕塗布機製造の先端技術を保有している日本ナカン社韓国法人ケリス株式会社が 20日に京畿道平沢市にある県谷団地で竣工式を行われる。 

この日の竣工式には孫鶴圭京畿道知事とOdajima Takashi日本ナカンサ社長、関係機関及び関係企業人事約 100人が参加した中に進行される。 

ケリス株式会社の親企業は日本千葉県に位しているナカン社で、京畿道は韓国工場候補地を探していたナカン社と去年 5月に京畿道進出に関するMOUを締結したし、去年12月に着工して協約締結した後、約1年余りぶりに竣工を迎えるようになった。 

ナカン社が京畿道進出を決めるようになったのはますます大型化されて行くLCD市場での競争力を高めるためのインフラ施設と優秀人力がよく揃っていて、 外国人投資企業に対して一番積極的に支援している京畿道に安着することで主要顧客である三星電子と LG.Philips LCDの要求に柔軟な対応と密着支援ができると判断したからだ。 

日本のナカン社は1937年に小さな鉄工所から始めて1986年には世界最初にコンピューター付着自動配給誌装置である 4色矯正機を完成した。このように技術開発に努力した結果、現在は 6世代以後の配向幕塗布機の世界販売市場を100% 独占しているほどに技術力ががっちりしている企業に成長した。 

液晶配向幕塗布機はすべての液晶を同じ方向・同じ角度に均一に立てることができるフレームを作るために LCD基板をきれいに洗浄して、配向幕を印刷して固めた後に擦る機械である。これはハイクオリティー LCD製品生産においてもっとも重要な技術である。 

韓国のLCD産業は完製品のマーケットーシェアは世界でみとめられているが、部品・素材産業に対する海外依存度は相変らず高い。 特に 6世代以上の大型液晶配向幕塗布機の場合その間に日本企業で全量輸入した製品で、今回のナカン社を京畿道に誘致することで収入代替效果及び技術移転效果が大きいことと期待されている。 

一方、この日の竣工式に参加した孫鶴圭京畿道知事は祝辞を通じてケリス工場の竣工で韓国の TFT-LCD 産業競争力を強化させて LCD 世界市場シェアの 1位を奪い返すのに寄与してくれることを頼んだ。