京畿道、海外地域開発援助に乗り出す

投稿日d 2006-03-02 ヒット数 6032

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京畿道が世界各国の地域開発援助に積極的に乗り出す。京畿道は今年に対外開発支援予算3億ウォンを確保し、現在3件の事業確定が決まり、他に1~2件は支援対象国を探していると明らかにした。 

確定された3つの事業 : 
1) 東ティモール小学校の寮および女性の職業訓練センター建設事業(1億2千万ウォン) 
2) モンゴル ウランバートル市の文化福祉センター建設および住民教育事業(5~7千万ウォン) 
3) ロシア ヴォルゴグラード国立教育大学校の韓国語教育支援事業(5千万ウォン) 

開発援助事業は単純に消費財ものを支援する形ではなく、当該地域の経済、文化、教育分野など、社会開発に必要な基本的な基盤施設を拡充にウェイトをおいて推進する方針だ。 

この事業の推進のためにすでに2月24日、経済投資管理室長がモンゴル現地を訪問、ウランバートル市の関係公務員および住民たちと事業協議を行ったことがあり、3月8日~10日(3日間)ジョン・チャンソップ行政1副知事が東ティモールを訪問し、東ティモール政府および東ティモール駐在韓国大使館側と事業支援に関する3者協約を締結して事業推進方法について話し合う予定にある。 

モンゴルとロシア事業は民間機構の“地球村分かち合う運動”と“京畿文化財団”が受け持って進め、東ティモール事業は東ティモール政府に直接に事業費を任せるが、東ティモール駐在の韓国大使館が事業を指揮する方法で推進することにしている。 

京畿道の関係者は先進国や韓国大企業は海外支援を拡大しつつあるが、それは人道的な次元だけでなく、自分たちの国際的なイメージ高揚を通して競争力強化の機能を発揮し、京畿道もこれまで絶えず海外通商および投資誘致活動を進めて全国最大の輸出および外資誘致実績を記録し、名實ともに人口や財政的な面においても全国1位を占めた自治体であるだけに、国際社会においても責任感を分け持つようになり、京畿道というブランドイメージを拡大していかなければならない時期であると強調した。 

京畿道はこのような開発援助事業が地もと住民の経済、教育、文化レベル向上はともかく、将来国際社会における国家と京畿道イメージを高めるために寄与し、さらに京畿道商品の広報や韓国企業の現地進出にも大いに役に立つものと期待している。