米WASCの学歴認証を受けられる13学級の国際学校、水原(スウォン)に設立

投稿日d 2005-11-29 ヒット数 7210

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11月29日『京畿水原外国人学校』の起工式開催 

外国専門人材に対する定住環境を改善し、外国先端企業誘致促進の基盤を確立するための、国際的レベルで質の高い『京畿水原外国人学校(GSIS: Gyeonggi Suwon International School)』が、京畿道の水原に設立される。 

京畿道は水原市と共同で、11月29日午前11時に水原市ヨンフン公園内の設立敷地内にて、道知事、駐韓外交使節、外国投資企業のCEO、駐韓外国人学校の関係者、経済5団体および経済界の主要人士等の400人以上が参加する中で、京畿水原外国人学校の起工式を開催した。 

’06年9月の開校を目標に、水原市霊通(ヨントン)のヨンフン公園1万坪の敷地上に建てられる京畿水原外国人学校は、幼稚園、小・中・高校の全課程を運営し、アメリカのWASC(Western Association of Schools and College)からの学歴認証、アメリカの大学入学便宜提供プログラムであるAP(Advanced Placement)プログラム、国際共通大学入学資格の付与制度であるヨーロッパのIB(International Baccalaureate)プログラムを早期に取得し、Quality Schoolを志向する。 

京畿水原外国人学校の基本設計は、韓国内に定住する外国人学生たちの生活便宜性を考慮して、日本、上海、台湾、香港等の国際学校(インターナショナルスクール)設計の経験があるアメリカFWL社が担当し、自然環境との調和と学生生活空間の便宜性を強調した。 

来年9月の開校時の所要予算は、国費50億ウォン、道費100億ウォン、水原市費100億ウォンの総額250億ウォンであり、一般教室、特別教室、図書館、体育館(水泳場)、講堂等の最高の便宜施設を揃える予定である。以後の学生の受け容れを考慮して、遠距離通学学生たちのため、64室規模の寄宿舎を備えることになる。 

同外国人学校の設立・運営は、これまで教育分野で国際的認知度と外国人学校の経験ノウハウを蓄積した大田国際学校(TCIS)の総監Thomas J. Penland氏が引き受けることになり、学校運営の公共性を確保するため、京畿道、水原市、総監が参加する「学校運営委員会」を構成することによって、公営型外国教育機関を志向する予定である。 

学校課程は、’06年9月の開校時点では総13学級260名によって運営がなされ、以後、需要に従って520人まで受け容れる予定である。まずは英語圏国家の教科課程を中心に運営し、教育需要に従い、ドイツ語・日本語圏へ拡大する予定である。 

入学資格は、外国人および5年以上長期居住する海外韓国人同胞の子供であり、入学学生中の韓国人(海外同胞を含む)の比率は25%未満で運営することによって、外国人教育環境の造成という当初の学校設立趣旨を生かす一方、学校の質と外国人入学率を引き上げるように計らった。 

優秀な教師の選抜と学校の広報のために、今年12月中にニュージーランドのオークランドとオーストラリアのシドニーで教師志望者の面接を行い、’06年2月中にはアメリカおよびカナダの教師採用博覧会に参加する計画である。