英語を友とし楽しく夏を駆ける子供たち

投稿日d 2005-08-04 ヒット数 6630

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京畿英語マウル安山キャンプ「4週間夏休み集中クラス」 

蒸すような暑さを避けて誰もが川や海を求めて遊びに出る8月。京畿道安山市仙甘洞(アンサン市ソンガム洞)に位置する韓国で第1号の英語マウル、京畿英語マウル安山キャンプでは、前回の冬休みの課程に引き続き今年の夏も「4週間夏休み集中クラス」課程が真っ盛りである。 

この英語キャンプ課程は、英語マウル造成目的の一つである海外語学研修代替プログラムとして京畿道英語文化院が開発して運営するもので、24.2:1という参加競争率が物語るように、京畿道民だけでなく全国自治団体の英語マウル関係者や教育庁関係者から熱い関心を得ている。 

先月25日に始まった「4週間夏休み集中クラス」は、参加費の50%を京畿道が道費として支援して参加家庭の家計の負担を軽減させるよう取り計らい、特に、200人の全参加学生中、京畿道内のウイースタートマウル(We Start運動−各種教育、医療、福祉サービス援助運動−の対象として選定された低所得層家庭が集中した村)の学生を含めた40名余りの低所得家庭の学生たちには、全額無料で参加できる恵沢を与えた。 

この教育課程は、4週間という長い期間に見合うだけの充実した教育プラグラム内容で構成されている。 
学生たちに対し、現地海外研修と同様の緊張感と好奇心を持つようにさせる半面、一方では英語に対する興味を感じ、外国人との会話に対する不安感を自然に無くすように構成したというのが京畿道英語文化院関係者の説明だ。 

まずは学生グループの編成の仕方からして異色だ。昼間に進められる音楽、科学、ロボティクス(robotics)などの専攻科目別授業は10人ずつの班編成で進められ、多様な現場学習と夜間活動、祝祭、発表会などの体験活動は、班単位ではない40名ずつのハウス単位で進められる。 

学生たちはこのようなハウス活動を通して討論と発表をし、各ハウス別英語関連プロジェクトを完遂させ、英語体験は勿論のこと、協調性と責任感も学べるだけでなく、ハウス相互間の善意の競争を通して楽しさを感じられるようにした。 
ハウスはイギリス作家J・K・ローリングの世界的ベストセラー『ハリーポッター』シリーズに出てくる「グリフィンドール」「レイブンクロー」などのような魔法学校寄宿舎からヒントを得て、全200名の学生を40名ずつ5つのハウス即ちズールー(アフリカ)、ナバホ(北米)、アズテック(中南米)、ヘッドハンター(南太平洋)、セルティック(ヨーロッパ)に分けたものだ。 

来る日曜日は、学生たちが宿舎入りしてから2週間ぶりに懐かしい家族に会える「父母訪問の日」だ。 

毎日インターネットや電話で英語マウルでの生活の様子や出来事を伝えてはいるものの、生まれて初めて4週間という決して短くは無い期間、家を離れて生活している大部分の学生たちにとって、「父母訪問の日」は最も待ち遠しい時間だ。 

英語文化院はこの日、参加学生たちの家族を安山キャンプへ招請して、教室や寄宿舎などのキャンプ施設も見学できるようにし、2週間ぶりに子供たちに会い楽しい時間を持つことができるように計らった。 

4週間夏休み集中クラス課程は、来る19日まで続き、学生たちはこの日に終了式を持ち、京畿道英語文化院が準備したバスで帰家することになる。(031-223-5614) 

京畿道英語文化院 031-223-5614