Parker Hannifin Corp.(パーカー社)、長安1団地1万坪に5千万ドルを投資

投稿日d 2005-06-22 ヒット数 6189

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○ 世界的な多国籍企業パーカー社が京畿道外国人投資地域である華城市長安(ファソン市チャンアン)1団地に5千万ドル(約500億ウォン)を投資して自動車・トラック・航空機などの油圧精密部品生産工場を設立することにした。アメリカ現地時間6月21日15時にクリーブランドのパーカー本社で開かれたMOU調印式で、パーカー社と京畿道はこのような内容で投資協約を締結したと発表した。 

○ パーカー社は全世界45カ国余りで4万5千名の従業員と約250箇所の工場を運営している多国籍企業で、今回の本社アジア投資計画により中国と韓国を秤にかける過程でアジア担当社長および本社社長が直接長安1団地を現場訪問した結果、長安1団地が工場を建設するのに最適な場所と判断、京畿道に投資すると決定した。 

○ 一方、パーカー社が生産することになる油圧精密機械製品は韓国内には生産技術がなく、財政経済部から高度技術随伴事業として指定された製品であり、国内のその他の産業に与える技術波及効果や品質向上効果が大きいと期待。 

○ 華城(ファソン)や平澤(ピョンテク)には現在、外国人専用賃貸団地7箇所が運営または運営開始を控えている。最近この一帯に、5月に起工式を挙行した3Mや竣工式を挙行したアールバック社などのような外国先端企業が続々と入居しているのは、平澤港を通して中国接近が容易でありつつ韓国首都圏の有能技術人力を最大限活用できるという点が大きく作用しているものとみられる。即ち、華城・平澤一帯が中国の市場と韓国の技術を同時に接木できる最適地だという話だ。 

○ パーカー社は年売上額71億ドル(7兆ウォン)に上るフォーチュン298位の超大型多国籍企業で、主として産業用機械設備、自動車・航空機燃料供給制御システムなどの核心機械備品を生産している。現在、韓国内には他に華城市東灘(ドンタン)、天安(チョナン)、梁山 (ヤンサン)工場があり、3工場の売上額は約1千5百億ウォンで雇用人員は約600名程であり、韓国内でも活発な投資活動を行っている。 

○ 京畿道はパーカー社を誘致するために数ヶ月前から接触を始め、去る5月27日に韓国を訪問したニコラス・スティーグ社長と京畿道知事が面談することで投資がほぼ確定したものと伝えられている。 

投資振興課 031-249-2766 

○ 行事名: Parker Hannifin – 京畿道間投資MOU締結 
○ 企業名: Parker Hannifin Corp. (以下、パーカー社) 
○ 日時: 6月21日(火) 15:00〜16:30 ※ 韓国時間 : 6月22日 04:00〜05:30 
○ 場所: パーカー本社 (在クリーブランド) 
○ 締結者: Nickolas W. Vande Steeg (President)(ニコラス・スティーグ社長) 
○ 締結内容 
– 投資規模 : 華城市長安1団地1万坪に5千万ドルを投資 
– 投資内容 : 自動車・トラック・航空機などの油圧精密部品工場設立