「京畿ベンチャー博覧会2005」、大きな成果を得て閉幕

投稿日d 2005-06-07 ヒット数 6350

コンテンツ

– 輸出商談1億7千万ドル、購買商談5千37億、投資商談400億、現場販売110億ウォンなど – 

京畿道が開催した第8回「京畿ベンチャー博覧会2005」が名実相伴う中小・ベンチャー企業のマーケティングと投資誘致の場としての役割を十分に果たし、盛況裏に閉会した。 

今回の博覧会は6月2日から6月5日まで KINTEX(韓国国際展示場)で科学祝典と併行して開催され、約5万名の国内外観覧客が出入りした歴代博覧会中最高の大記録を達成した。 

今回は単純な展示次元を超え、中小・ベンチャー企業の市場開拓と投資誘致は勿論、海外バイヤー招請輸出商談会行事を付帯行事として準備し、海外市場開拓の橋頭堡を確保できるように支援するなど中小・ベンチャー企業に実質的な援助を提供したという評価を受けた。 

博覧会期間中、国内企業購買商談は1万5百件5千37億ウォン余り、投資商談は200件400億ウォン、現場販売額は110億ウォンと集計され、20カ国2千余りのバイヤーが参加し約8千件に1億7千万ドルの商談実績を得た。 

6月3日の貿易商談会に招請されてきた癌・エイズ研究開発会社であるアメリカの Genphar(代表 John Dong)の場合は、城南(ソンナム)に所在する(株)イントゥロンバイオテクノロジー(代表ユン・ソンジュン)で生産される DNA・RNA抽出用遺伝子増幅キットに対し、手早く手軽な抽出などの技術で独占契約を提示し、これに対しイントゥロンバイオテクノロジー側でも積極的に検討することとなり、今回の貿易商談会がアメリカ市場に容易に接近できる橋頭堡的役割を果たしたと大きく鼓舞している。 

また、華城(ファソン)市で建築内装床用内装材であるテコタイルを生産する(株)ドゥーイル(代表ソン・ヒョンデ)の場合、6月3日にロシアおよびインドのバイヤーが関心を持ちその場で工場訪問を要請、6月4日に工場を見学してコンテナ2台分(約6千万ウォン)の契約を推進し、以降、年間納品契約書作成のために再訪問することにするなど、大きな成果を上げた。 

(株)アゴスの場合も、デジタル玄関ドアロックに対してインドおよび中国のバイヤーと商談を推進した結果、好評を受けて密度ある商談を推進し、以後の契約成立が期待されており、ゲイトゥエル電子(代表イ・ヒョンヨン)はヘアアイロン、理髪機器および電機カミソリ機製造会社として中国のテレビホームショッピング協会会長(リチャード・ワン)などのホームショッピング関連バイヤーたちから好評を受けてサンプル発送をしており、追って別途商談も進行する了解が取れており、玄関無線ドアロック(リモートコントロール)専門業者であるサンウントゥラコ(代表ユ・キホ)の場合は、インド、日本、中国、ベトナムのバイヤーが関心を持って協議したところ、インドのバイヤーは1千個(約8万5千ドル)の契約段階にあり、日本バイヤーも13日に再訪問することを約束するなど外国バイヤーから大きな関心と成果を得た。 

このように、約400ブースの国内外ベンチャー企業が参加して2千名余りの海外バイヤーが参加するなど、京畿ベンチャー博覧会は、名実相伴う中小・ベンチャー企業の販路拡張・投資誘致・国際化の先頭として立つ世界的ベンチャー専門展示会として頭角を現すための足場を準備する転機となった。 

特に、各展示館ごとにベンチャー企業の先端製品から電機電子、生活用品などの多様な分野の優秀技術および製品が展示され、それらが販路開拓および投資誘致などの成果を大きく現した要因として分析されており、また、ベンチャー博覧会ホールとスマートホームショーホール間の間仕切りを撤去したことによって相互バイヤーが両ホールを行き来し観覧客も両展示館観覧が容易になるなど、両ホール相互間のシナジー効果があったものと評価している。 

併せて、道内の展示業者はより多くの成果を出せるように、WTC貿易商談会の開催、大企業と中小企業との販路開拓商談会、知能型ロボット展およびロボット競演大会を開催するなど多様な付帯行事を準備して、本展示会にも劣らない大きな成果を上げたりもした。 

特に、今年初めて地域テーマ館を新設して京畿道内の市郡別で育成する有望産業と全国の市・道からも28の中小企業が参加し、市・道間の協力で国内企業間相互の交流とベンチマーキングを通した発展のシナジーを創出する牽引車的役割を果たしたりもした。 

一方、京畿ベンチャー博覧会が今年国際的博覧会として跳躍し、この先世界有数の展示会として発展するためにはそれに見合った研究と徹底的な準備が要求されることだろう。 

これに京畿道では以降、博覧会の準備のための諸般機能をより強化して海外バイヤーだけでなく海外企業の参加を更に拡大し、国内外企業間技術交流、情報共有、投資誘致、販路開拓など幅広い協力を導き出す国際的規模の博覧会として発展させていくために、来年にも他の博覧会と連携して9月中に開催する計画で入念な準備をしていくと明らかにした。