龍仁に国内最大規模のレーザー研究所開所

投稿日d 2005-05-27 ヒット数 6651

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– 三星(サムソン)タレス(Thales)、自主国防力提高に大きく寄与するものと期待 – 

2004年7月、京畿道とレーザー研究所開所に関する投資協約を締結した(株)三星タレス{代表取締役社長朴泰珍(パク・テジン)}が龍仁(ヨンイン)市南四(ナムサ)面の4万6千坪余りの敷地上に270億ウォンを投入し建設する国内最大規模のレーザー研究所が、一段階工事を着工してから7ヶ月ぶりの5月27日(金)に、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)京畿道知事、ユ・ジェゴン国会国防委員長を始めとする陸軍および空軍関係機関長など200名余りが参席した中、竣工式を持った。 

三星(サムソン)タレスは国内初の放散合作法人として三星(サムソン)電子の放散事業部門とフランスタレス社が50対50の持分で設立し、電術通信装備・航空電子装備・射撃統制装備・レーザー装備など放散製品を生産し、韓国軍の戦力増強の先頭に立っている企業だ。 

今回竣工した「三星タレス龍仁レーザー研究所(1段階)」は地下1階地上5階の研究棟と、実際の標的に代わり仮想で標的信号を描写するビコンタワー1棟で造成された。 

以後、本研究所には長期的に300名ほどの研究人力が投入され、最先端3次元レーザー開発およびその性能確認は勿論、現在三星タレスで遂行中にある短距離地対空誘導武器体系の核心装備である『天魔探知追跡装置』と中距離地対空誘導武器体系の核心装備として各種標的に対する探知・追跡・敵我識別などの機能を遂行する『 M-SAM多機能レーザー(MFR)』の性能安定化を始めとする先端レーザー研究・開発の中枢的機能を担当することで、国防装備の先端化を通じた自主国防力提供の牽引車的役割をするものと期待されている。 

この日の行事を主管した三星タレス関係者は「三星タレスは今回開所したレーザー研究所を基盤にこれまで蓄積してきたレーザー研究開発能力および生産技術を極大化し、韓国軍の自主国防力提供に寄与することは勿論、グローバルレーザー専門社として成長し、国益創出とレーザー技術の産業化にも一役を担うことができるよう最善を尽くす。」という野心に満ちた意志を披瀝した。 

また、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)京畿道知事は祝辞を通して「三星タレスレーザー研究所が所期の成果を得られるよう、最大に支援をする。」と約束する一方、「今後、10年、20年後にも韓国民が豊かに生活できる土台確保のため、現在、外国先端企業誘致を始めIT·BT·NT産業育成を通じた新成長動力確保のため京畿道が総力を挙げているところであり、この一環として三星タレス研究所が入駐した龍仁および城南・水原一体を世界的R&Dクラスターに育成する。」というビジョンを提示した。