超一流自動車部品業者「メタルダイン社」が京畿道に入城

投稿日d 2005-04-21 ヒット数 6890

コンテンツ

超一流自動車部品業者「メタルダイン社」が京畿道に入城 
– メタルダイン社が4月21日に平澤工場竣工、「韓国自動車産業のアップグレード」と抱負 
– ティム・ルリエット会長、孫鶴圭京畿道知事など各界人士150名余りが参席 

世界的な自動車部品業者の「メタルダイン社」が韓国自動車市場に本格進出する。 

メタルダイン社は4月21日、京畿道平澤市の魚淵‐閑山の外国人投資企業専用産業団地で「メタルダイン・コリア」工場竣工式を行った。行事ではメタルダインのティム・ルリエット会長兼最高経営者(CEO)と孫鶴圭京畿道知事、宋明鎬平澤市長など各界人士150名余りが参席した。 

アメリカミシガン州プリマスに本社を置くメタルダイン社は、金属を基盤にする自動車エンジン、ドライブライン(動力伝達系統)、サスペンションや、システムとモジュール分野で独自的な技術力を持つグローバル企業である。 

メタルダイン社は、去る1999年に京畿道安山に事務所を開設してから韓国自動車完成業者からの購買物量(2004年530億ウォン)が継続して増えた上、現代自動車の新型エンジン開発に参与が決定するに伴い、韓国自動車部品市場に対して投資幅を広げることに決定し、現地工場を設立した。 

メタルダイン社側は現在まで250億ウォンを韓国に投資してきており、2006年には480億ウォンの売上を計画している。メタルダイン関係者は「新しいエンジン関連部品の追加生産のため、この先300億ウォン余りの新規投資をする方針だ」と付け加えた。 

メタルダイン社側は、画期的な技術支援サービスを要求している韓国自動車会社達の期待を充たすために、遅かれ早かれ韓国内でのR&D能力を向上させる計画だ。 

メタルダイン社のミラ・モレンド副社長は、「我々はメタルダイン・コリアの工場竣工式を行いながら大変興奮している」とし、「平澤はメタルダイン製品生産と技術のハブとして運営され、これから偉大な発展があることを期待する」と述べた。 

孫鶴圭京畿道知事は祝辞の中で、「メタルダイン社の韓国工場建設を心からお祝いし、自動車部品業者としてのメタルダイン社の役割に心から敬意を表する」と述べながら、「メタルダイン社が韓国に進出することで、国内完成車業者を効率的に支援し、国産車の世界市場占有率拡大および位相向上に大きく寄与してくれるものと期待する」と語った。 

これに先立ちこの工場では、昨年9月に魚淵‐閑山産業団地内に9千坪余りの大地を確保して1,600余坪規模の工場を建てた後、現代自動車NFソナタ新型モデルの2.0/2.4Lセタエンジンに使う「バランスシャフトモジュール」を生産するための工程を既に開始した。