京畿(キョンギ)道 海外先端企業誘致団 対米国、日本及びヨーロッパ進出

投稿日d 2004-07-02 ヒット数 6182

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– B社等、世界的先端企業4億ドル投資確定の見込み – 

世界に向けた京畿(キョンギ)道知事のビジネスツアーが休む間もなく行われている。 
– 今年2月に日本、4月にはアメリカ、さらに5月に再度日本を訪問した投資誘致団は、7月初めにはヨーロッパに向かう。 

京畿(キョンギ)道は、ソン・ハクキュ(孫鶴圭)道知事を団長に、20名余りで構成されるヨーロッパ先端企業誘致団が7月4日、インチョン(仁川)空港から出発しドイツとフランスを訪問した後7月8日に帰国すると発表した。 

京畿(キョンギ)道は今回の企業誘致団の活動で11の企業と面談し投資協商に着手することになり、うち8つの企業と投資協約を締結する予定だ。これらの企業にはドイツ、フランスだけでなくスイス、イギリス、デンマークの企業も含まれている。 

投資協約を締結する企業は自動車先端部品企業3社、LCD企業2社、IT企業2社、R&D企業1社で、京畿(キョンギ)道が長いこと力を注いで来た自動車、LCD、IT分野に集中している。これらの企業は平澤(ピョンテク)の浦升(ポスン)、玄谷(ヒョンゴク)、亀尾(クミ)等の外資系企業専用工業団地に工場を設立する予定で、今年中に工場建築工事を開始し、来年から定常稼動することになる。 

最終協約を結ぶまでは相互間の内容は公表しないこととされており、具体的な企業リストや投資規模に対し、京畿(キョンギ)道は一切公表していないが、この中には大型プロジェクトも含まれており、総投資額は4億ドル程度であることが明らかになった。 

これとは別に、投資協約はまだ結ばれていないが、3つの企業と生産施設あるいは研究施設設立のため具体的な協商を進める予定だ。 

これには世界的な企業が医学分野と関連している生命工学研究所を京畿(キョンギ)道に設立するとした内容も含まれており、候補地としては板橋(パンギョ)新都市や水原(スウォン)二儀洞(イウィドン)新都市が検討されている。 

今回の誘致団の活動は水害の発生などにより道知事が不在になることを最小限に抑えるため、当初計画されていた7日間の日程を4日に繰り上げたことで、非常にハードなスケジュールになると予想される。 

世界のグローバル企業誘致のための京畿(キョンギ)道の努力と成果が国内外から広く関心を集める中、京畿(キョンギ)道知事の今回のヨーロッパ訪問の結果に早くも注目が集まっている。