夏期に向けて畜産物の衛生管理を強化することに

投稿日d 2003-06-09 ヒット数 5350

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◦ 不正・不良畜産物の特別取締など、衛生管理を強化。 

夏期に向け、京畿道は都民に安全で衛生的な畜産物を供給する為、畜産物処理場に対しての重点管理基準適用拡大、不正・不良畜産物の特別取締実施など、畜産物衛生に対する監視を強化していくことにした。これの為、道は最近、畜産物処理作業場の経営者会議を開催、7月1日から先進衛生管理制度である危害要素重点管理基準(HACCP)を全ての屠畜場に適用することに決定、もしこれを違反した場合は強力な行政処分をすることを明らかにした。 

HACCP制度は畜産物生産の全ての過程での衛生水準を向上させる制度で、道内では現在24ヶ所の畜産物作業場の中14ヶ所がHACCP制度を導入・運営、他の10ヶ所も今月30日までにはHACCP制度を導入することにした。道は畜産物処理場の衛生管理基準、及び家畜の屠殺・処理基準を徹底に厳守して、安全で衛生的な食肉供給に全力を注ぐことにした。 

そして畜産物処理場の出入車両に対しては、家畜伝染病の拡散を予防する為、洗車・消毒を徹底にするように注意を呼びかけた。また、腐敗・変質しやすい肉類、アイスクリーム、ミルクなどの畜産加工品については国立農産物品質管理所、畜産衛生研究所、市・郡が連繋して特別取締を実施するなど、道民が安心して食べれるように衛生的な畜産物供給に最善を尽くしていくと明らかにした。