韓・中「グローバルスタートアップ」成長の踏み台を用意する‥京畿道-杭州、実行合意書締結

投稿日d 2019-11-05 ヒット数 326

コンテンツ

○ 京畿道-杭州市、10日午後スタートアップグローバル協力実行合意書締結
○ 両国革新スタートアップの相互疎通・交流協力を通じて世界市場進出支援を合意
– スタートアップ協力海外事務所設立、グローバルスタートアップ大会共同開催、投資専門ファンド造成など

京畿道と中国、杭州市がスタートアップ協力海外事務所設置など韓・中スタートアップの世界市場進出のための協力体系を構築・稼動する。

京畿道と中国、杭州市がスタートアップ協力海外事務所設置など韓・中スタートアップの世界市場進出のための協力体系を構築・稼動する。

この日の行事にはイ・ファンスン京畿行政2副知事、詹国平杭州市政府副秘書長、イム・クンジェ京畿道経済科学振興院常任理事、イ・キョンジュン京畿創造経済革新センター長、コ・インジョン次世代融合技術研究院副院長、馮鐳杭州市科学技術国副局長など、両地域の関係者25人余りが参加した。

今回の実行合意書締結は今年1月京畿道-杭州スタートアップグローバル協力協約を締結したことに引き続き、去る7月京畿道代表団が杭州市を訪問し、両地域間のスタートアップ分野協力強化方案を議論したことに対する継続的措置だ。

合意書には京畿道と杭州市が両国革新スタートアップ間相互疎通と交流協力を通じて共同発展を計画することによって、韓国・中国をはじめとする世界市場進出に対する積極的な支援に努めるという内容が含まれた。

合意には京畿道、杭州市、京畿道経済科学振興院、京畿創造経済革新センター、次世代融合技術研究院、杭州市先端技術投資有限会社、杭州グローバル革新センター有限会社、計7つの機関が参加した。

今回の合意書で両地域はスタートアップ企業の需要により、協力のための海外事務所を相互設立および共同協力会議の定期的開催のため共に努力することに合意した。また、相互「インキュベーティング拠点」間での交流を通じてスタートアップのための業務空間、設備、資金、技術サービスなどの資源を共有するための方案準備に合意した。

これとともに、初期スタートアップについて共同投資に努力し、専門投資機関の資源と力量を結合して「投資専門ファンド」を作ることによって、両国の優秀なスタートアップのグローバル市場開拓を支援することとした。この他にも国内外スタートアップと投資家、企業家の情報共有と交流協力を活性化するための「グローバルスタートアップ大会」を共同主催することに合意した。

イ・ファスン副知事は「今日この場が、起業関連プラットホームを通して交流・協力による相互発展とグローバル市場進出を共に企てていく出発点となるように願う」として、「今後も協力する部分を見つけ出せるよう関心を持っていただきたい。京畿道もそのように努力する」と話した。

詹国平副秘書長は「今後杭州市と京畿道が経済、科学技術、人材など多様な分野での長期的な友好協力関係を作っていくことを希望する。杭州市の企業が京畿道にたくさん進出するよう努力する。今後も多くの対話と協力を推進していきたい」と応えた。

杭州市は、26社の企業価値10億ドル以上のユニコーン企業が位置する中国3大スタートアップ育成および投資拠点都市で、中国最大電子商取引業者であるアリババ本社が所在する場所でもある。