道の中小企業約220社、ASEAN9か国輸出の地平を切り開いた
投稿日d 2019-05-17 ヒット数 265
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○ 京畿道、14日に水原コンベンションセンターにて「2019ASEAN輸出相談会」開催
○ ベトナム、マレーシアなど9か国のバイヤー72社参加
– 道内の中小企業約220社とマンツーマンビジネス相談実施
○ 計553件の相談を実施して345件、3,960万ドル契約推進実績達成
京畿道が、「新南方政策」により最近注目を集めているASEAN9か国の新興市場への販路開拓に成功した。
京畿道は、14日に水原市にある水原コンベンションセンターのコンベンションホールで開催されたASEAN地域の海外バイヤー招聘「2019ASEANデイ輸出相談会」にて、計553件の相談を実施して345件3,960万ドルの契約推進実績を収めた。
京畿道の中小企業の輸出販路開拓のため設けられたこの輸出相談会には、道内の有望な中小企業約220社が参加し、ベトナム、マレーシア、ミャンマーなど9か国のバイヤー72社と熱いマンツーマンビジネス相談を繰り広げた。
道は、マンツーマンバイヤー事前マッチングや円滑な相談のための通訳などを支援して、参加企業に大好評を得た。また、バイヤーと参加企業の積極的な参加により、約20件の相談が現場で追加達成されるなど熱気を帯びた。
参加企業は、韓国ドラマ、K-POP熱風など韓流の影響によって高まったASEAN消費者の韓国製品に対する好イメージをもとに、美容・医療、食品・飲料、生活消耗品、電気・電子製品など、品質競争力を持つ優秀な製品を紹介して、ASEANバイヤーの心を掴んだ。
今回の輸出相談会に参加したマレーシアM社のバイヤーは、「今日の相談会で韓国企業が紹介したスティック型オーガニック重湯が印象的だった。この相談会をきっかけに、自力での発掘が難しい取引先と直接出会い、製品をテストすることができて良かった」と述べた。
また、タイU社のバイヤーは、㈱Elwooelectronの頭皮管理美容機器に大きな関心を示して相談用サンプルを現場で購入し、1,000個を輸入してタイ国内の皮膚管理室への供給を具体的に協議した。
ハン・グァンソンプ京畿道国際関係大使は、「この相談会をきっかけに、大韓民国の第2の貿易相手国であり、FTA締結以降貿易を拡大しているASEAN市場に、道内の有望な中小企業が一層進出することを願っている」と述べ、また「政府の新南方政策の基調に合わせて、京畿道も有望な中小企業のASEAN地域販路開拓に対する支援を惜しまない」と語った。
人口6億5千万人のASEAN市場は、経済成長率平均5~6%、年間GDPは2兆7千億ドルに達する巨大な単一市場で、30歳以下の若い人口が半数以上を占める高い未来成長潜在力を持つ市場として評価されている。