空気清浄機が搭載された清浄バスを京畿道に導入。乗車しただけで微小粒子状物質(PM2.5)・ウイルスがさっとなくなる!

投稿日d 2021-03-04 ヒット数 260

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○ 道、7月まで「微小粒子状物質(PM2.5)・ウイルス除去清浄バス」実証化作業を実施
– バスの天井に空気清浄機を設置し、微小粒子状物質(PM2.5)は99%、ウイルス・バクテリアなどは93%以上除去
○ 京畿道の市外バスと民間広域バスのうち通勤乗客の多い3つの路線バス20台対象
– 直行バス2路線:城南 ↔ 仁川(8806番)、利川 ↔ 東ソウル(1336番)
– 座席バス1路線:平沢 ↔ 江南(6600番)

バスに乗車するだけで微小粒子状物質(PM2.5)は99%、ウイルス・バクテリアなどは93%以上を除去してくれる清浄バスが京畿道に導入される。

京畿道は4日、微小粒子状物質(PM2.5)による健康被害、感染病予防、快適なバス利用環境づくりのため、全国初の空気清浄装置を搭載した微小粒子状物質(PM2.5)・ウイルス除去清浄バス20台を、今月から3つの路線で運営することを明かした。

この装置はバスの天井に設置され、内部の汚染された空気と乗客の体についている微小粒子状物質(PM2.5)を速やかに吸い込む機能を持っている。最初にプレフィルターで大きな粒子のホコリを取り除き、次の段階でHEPAフィルター(HEPA filter)を通じて微小粒子状物質(PM2.5)は最大99%まで除去する。同時に、UV-殺菌ランプで有害ウイルスやバクテリアなどは93%以上、カーボンフィルター(carbon filter)などを通じて不快な匂いも除去される。

その他にも、装置のサイズと騒音の最小化やシンプルなデザインと手軽な設置方法でバス利用者にはもちろん、バス事業者にも好評を得られると期待されている。

道は、通勤乗客が多く利用度の高い城南↔仁川(8806番)、利川↔東ソウル(1336番)の直行バス2路線と、平沢↔江南を行き交う座席バス1路線(6600番)20台に優先的に空気浄化装置を設置する。

道は、実証事業期間中に環境部認証の一等級簡易測定器で微小粒子状物質(PM2.5)、微細ホコリ、二酸化炭素濃度をリアルタイムで測定・監視する。7月まで性能分析を通じた事業性検証を完了する予定で、結果によって道内の市・郡に拡大普及する計画だ。

バス運転経歴20年目を迎える6600番バス運転士A氏は、「空気清浄装置を設置してから、車内の空気が爽やかになった感じがして、呼吸も楽になり、運転するときの集中力が高まった。乗客も満足しており、清浄バスが早く拡大することを願っている。」と述べた。

パク・テグン京畿道PM2.5対策課長は、「市外バスは頻繁に換気するのが困難なため、汚染された車内の空気を安全に浄化するシステムが必要だ。」と述べ、また「新型コロナウイルス感染症により密閉された空間に対する住民の不安が高まっている状況で、実証事業をしっかり推進して、空気清浄装置が設置されたバスを全国どこでも利用できるよう努力していきたい。」と語った。