在韓米軍のための韓国語・歴史・文化講座(ヘッドスタート)を開講

投稿日d 2017-04-14 ヒット数 294

コンテンツ

在韓米軍のための韓国語・歴史・文化講座(ヘッドスタート)を開講
5日午前10時、 京畿道は慶旼大学創業館大宴会場で、「2017年度韓国語・歴史・文化講座(ヘッドスタートプログラム)」開講式を開き、プログラムの本格的な幕開けを知らせた。
「ヘッドスタートプログラム」は、平沢大学、慶旼大学、信韓大学、米軍基地と隣接する大学と協力し、京畿道内に転入した米軍将兵を対象に、韓国語をはじめ韓国の歴史と文化を教える教育プログラムである。
このプログラムは、3つの大学の協力を得て、12月まで計64回にわたり米軍将兵約3千名を対象として運営される。講座に参加する米軍将兵は、韓米同盟の歴史、韓国語基礎とともに、韓服体験、書道、テコンドーなどの伝統文化の体験、SOFAの規制や事故予防など実質的な内容の教育を受けることとなる。


また、屋外文化体験として龍山の戦争記念館を訪問し、戦争歴史室、韓国戦争室をはじめ、展示室入口に配置された韓国戦争参戦勇士戦死者の名碑を見て回り、在韓米軍としての使命感を再確認する機会も与えられる。
京畿道は去る2007年から平沢市ハンフリーズ基地に駐屯する米軍将兵を対象に「ヘッドスタートプログラム」を支援してきた。その後、2013年からは米2師団と協力して議政府、東豆川地域へ教育対象範囲を拡大し、現在は平沢大学、慶旼大学、信韓大学がプログラムを運営している。
このプログラムは、韓国語と韓国の歴史を学び、文化を体験するなど多彩な経験ができるため、京畿道内の米軍将兵から好評を得ている。
特に、京畿北部警察庁の協力の下でSOFA教育を実施することにより、韓米間の友好増進は無論のこと、地域社会との紛争解決とともに事故予防の効果も収めていると言われている。