企画展『想像的アジア』

投稿日d 2017-03-29 ヒット数 293

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企画展『想像的アジア』

想像的アジア Imaginary Asia

 

● 展示名:想像的アジア Imaginary Asia(http://njp.ggcf.kr/)
● 展示期間:2017年3月9日(木)~7月2日(日) (計116日、休館日を除く)
● 展示場所:ナムジュン・パイクアートセンター第2展示室
● 参加作家:17名(チーム) AES+F、アフマド・ホセイン、会田誠、アピチャートポン・ウィーラセータクン、ディン・Q・レ、ハルーン・ファロッキ、クォン・ハユン、ホー・ツーニエン(何子彦)、ヨム・ジヘ、小泉明朗、ムン・ギョンウォン&チョン・ジュンホ、ムンテアン&ローゼンブラム、ナリニ・マラニ、宋東(ソン・トン)、ワエル・シャウキー、徐冰(シュー・ビン)、楊福東(ヤン・フードン)

 

『想像的アジア』は、アジアが共有する多様な歴史的経験をより主体的に創造するアジア圏域の芸術家17名(チーム)による23点余りのムービングイメージジャンルの作品で構成され、同時代の美術において新しく提案されている自己体現的な歴史の記録を試みている。
今回の展示作品は、2つのタイプに分けられ紹介されている。第一に、過去と現在を結ぶ様々なアジア地域のストーリーを扱う作業である。主に東アジアの作家が参加し、自国の歴史的アイデンティティを表現した作品だ。第二に、アジアの現在と未来を見つめる様々な観点からの作品が紹介される。このタイプの作業は、主にアジアと西洋の境界線に位置する国々の映像作業で、東洋と西洋の調和と対立に対する探求を意味する。展示に参加する17名(チーム)の作家は、全世界を舞台に活発な活動を繰り広げており、アジアの過去と現在を記録して叙述するに留まらず、コミュニケーションしながら新しく創造する歴史の記録を提案している。今回の展示会では、媒体の境界を解体する自由で開かれた思考を持ち、個別の作業を通じてアジアの多様かつ屈曲した歴史の経験を珍重ながらも感覚的・創意的態度で探求する作家に出会えるだろう。