京畿道-中国遼寧省、「大気質改善・砂漠化防止」のため今年40ha規模の友好林を造成

投稿日d 2020-03-16 ヒット数 150

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○ 京畿道-中国遼寧省、今年「第3期友好林造成事業」を推進
– 黄砂防止など東北アジアの大気質改善と砂漠化防止を目標に
– 今年、中国遼寧省西部の砂漠化地帯に40ha規模の友好林を造成
○ 国連の持続可能な開発目標(SDGs)及び、生物多様性(愛知目標)の達成に貢献

京畿道は16日、中国遼寧省と共同で、黄砂防止など東北アジアの大気質改善と砂漠化防止のため、今年「第3期友好林造成事業」を進めると明かした。

この事業は、韓半島平和時代に備え、環境のための協力を強化する目的で2016年から中国遼寧省と共同で進めてきた「森づくり事業」である。

両都市は1・2期事業を通じて、遼寧省西北部にある内モンゴル自治区の国境地域である建平県の砂漠化・土地荒廃地域を対象に、総112.6ha規模の友好林を造り、98,513本の木を植えた。

第3期事業は、当該地域に総40haに至る友好林を造るのが目標だ。特に、防風・防砂のための防護林造成とともに、生態複層林を造ることで、生物多様性の保存や生態系サービスの増進に取り組む方針だ。

今回植栽される種類は、ポプラ、オウシュウアカマツ、ノニレ、ハシドイ、シーベリー、コバノムレスズメなど計6種で、現地地域に最も適合した樹種を中心に造林事業を展開する。

造林の後は、植栽樹種の活着率と基礎生長状態などについて、遼寧省と共同モニタリングを行う予定だ。

キム・キュシク京畿道経済企画官は、「両地方政府間の外交的友好協力を促進し、砂漠化・黄砂防止のみならず、国連の持続可能な開発目標(SDGs)及び、生物多様性(愛知目標)の達成を通じて、東北アジア地域の生態系サービスの増進における模範事例をつくっていきたい」と述べた。