京畿道の農食品企業、アジア最大の食品博覧会に参加1,694万ドルの契約推進成果を達成
投稿日d 2025-05-25 ヒット数 2
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〇 京畿道、「シアル・チャイナ(SIAL CHINA)2025」で2,037万ドルの輸出相談成果を収める
〇 京畿道の農食品企業10社参加…1,694万ドル契約推進業務協約を締結
京畿道と京畿道経済科学振興院は25日、「2025シアル・チャイナ(SIAL CHINA)」食品博覧会に、(株)アインスなど京畿道企業10社が参加して、相当額2,037万ドル、契約推進額1,694万ドルの成果を収めたと発表した。
シアル・チャイナは、5月19日から21日まで、中国上海の新国際博覧中心にて20万㎡規模で開催され、参加企業5千社以上、参観者約15万人に及ぶアジア最大の食品博覧会として名高い。
本支援事業は、京畿道が推進中の農食品の海外市場開拓支援事業の一環として、事前にコンタクトの取れたバイヤーとのビデオ相談を予め行い、現場で直接会って相談を実施した。
楊平郡所在のリニューアルライフは、京畿道の有機米で餅菓子、ライススティック、玄米パフなどを生産している。本博覧会に参加して事前に連結されたバイヤーと相談を行い、100万ドル、500万ドルの業務協約(MOU)2件を締結した。
リニューアルライフの参加者は、「支援機関のきめ細かい配慮によって、バイヤーとの輸出相談に集中することができた。事前ビデオ相談を通じて予め十分な協議を行えたため、良い成果を得られた」と述べた。
坡州市所在のクムソンTKは、スナック海苔、黄金ハチミツゆず茶、高麗人参ドリンクを空港免税店、米国、香港などに販売している企業で、本博覧会でその革新性が認められ、流通専門バイヤーと500万ドル相当の業務協約を締結した。
上海現地でイベント運営を総括した京畿道経済科学振興院GBC上海のイ・ビョンジク所長は、「全15館のうち、韓国館と京畿道館が運営された国際総合食品館(N1館)はメインゲート周辺に設置され、観覧客の視線を一気に集めることができた」とし、「中国の食品流通関係者だけでなく、ロシア、南米、中東、アフリカのバイヤーも韓国館と京畿道館を訪れ盛況を博した」と述べた。
ベ・ソヨン京畿道農食品流通課長は、「京畿道の農食品企業の海外市場販路開拓を積極的に支援して、グローバル市場競争力を強化し、さらに大きな成果を生み出せるよう努めたい」とし、「このような支援が、京畿道農家の所得増大にも貢献することを期待している」と述べた。
京畿道と京畿道経済科学振興院は、シアル・チャイナで収めた相談の成果が実際の契約につながるよう、フォローアップ支援に取り組む予定だ。