京畿道、7月から動物医療支援団を稼働「夏季における畜産農家の被害を最小化」

投稿日d 2022-07-01 ヒット数 196

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○ 京畿道、7月から「夏の災害対応のための動物医療支援団」を編成・運営
– 被害を受けた畜産農家を対象に、迅速な医療支援及び疾病発生防止等を追加で推進
– 必要とする畜産農家に対する動物用医薬品、防疫品を支援

京畿道は1日、夏を迎え、猛暑・梅雨・集中豪雨・家畜の伝染病などによる畜産農家の被害を事前に備え、支援するため「夏の災害対応のための動物医療支援団」を運営すると明らかにした。

今回の「動物医療支援団」は、最近の気候変動などにより夏季の災害が激しさを増しており、これを受けて被害を受けた農家への迅速な医療支援や追加の疾病発生防止など農家の被害を最小限に抑えるところにその目的がある。

そのため、家畜防疫官、獣医師、地域の畜協関係者などからなる「動物医療支援団」を編成、今年の7月1日から状況が終了するまで運営する予定だ。

支援団は、猛暑や豪雨などの災害により被害を受けた畜産農家が支援を要請した場合、現場に駆けつけて家畜の被害状況を調べ、臨床観察などにより家畜疾患の有無を確認する活動を行う。

また、被害を受けた農家への緊急医療支援はもちろん、抗生剤、解熱剤、免疫増強剤、鎮痛剤など、各種動物用医薬品やハエ・蚊の駆除剤、診断キットなど防疫物品を必要な農家に支援する役割も担う。

支援を受けたい畜産農家は、管轄する市郡の畜産担当部署または京畿道動物衛生試験所まで問い合わせの上、要請することができる。

京畿道関係者は、「夏は猛暑や大雨、家畜の免疫力低下などによる被害が多く発生する時期だ。飼養管理やアフリカ豚熱など家畜伝染病の防疫や消毒活動などのため、より一層尽力しなければならない」とし、「夏の被害を最小限に抑えることができるよう、市・郡や農家が積極的に協力してほしい。京畿道でも関心をもって積極的に取り組む所存だ」と明らかにした。

一方、京畿道は夏の自然災害による畜産農家の被害を最小限に抑えるため、関連機関の協力システムの構築、全国における一斉消毒の日の運営、飼養管理に関するテキストメッセージによる広報など、多様な努力を傾けている。