京畿道、12月から「バリアフリー観光VRコンテンツ」を提供

投稿日d 2021-08-23 ヒット数 235

コンテンツ

○ 道内の観光スポットと宿泊施設の中で、観光弱者が利用可能な施設をVRコンテンツとして制作(2021年8月~11月)
– 対象:道内の観光スポット60か所、宿泊施設20か所
– 内容:観光弱者向けの利便施設、区間別歩行環境などの詳細案内

京畿道は、色々な困難を抱えている観光弱者が、観光スポットや宿泊施設を訪問する前に確認することができるよう、12月からオンラインでバーチャルリアリティ(VR)コンテンツを提供する。

まず楊平洗美苑、始興ケッコル生態公園など、道内の観光スポット60か所と観光施設20か所、計80か所を対象に8月から11月まで、直接訪問して障害者専用の駐車場とトイレ、乳幼児休憩室(授乳室)などの利便施設の位置、利用情報と現場における歩行環境など、施設の最新情報を把握しておく方針だ。

これをもとにVRコンテンツを制作し、12月にマイクロページ「バリアフリー京畿観光」として掲載して、誰でもいつでも関連情報にアクセスできるように提供する予定だ。

VRコンテンツは、単に画面による情報を提供するだけでなく、ユーザーが直接必要な情報を選択して移動できるように構成し、360度回転画像を入れることで臨場感あふれる構成にする。また、全景を鑑賞できる「航空VR」を追加し、音声案内機能を加えることで、情報へのアクセシビリティを高める。

チェ・ヨンフン京畿道観光課長は、「観光弱者が道内を観光する際、各種施設の不備により不便さを感じたり、困ったりするケースがしばしば発生していた」とし、「今回のコンテンツが旅行を希望するすべての道民に実質的に役に立つことができればと願っている」と述べた。

一方、今回のVRコンテンツの対象は、2019年から3年間観光魅力度や観光弱者のアクセシビリティを基準に選定した60か所の観光スポットと施設、そして今年現状調査を行っている道内の登録観光施設約200か所のうちアクセスしやすい20か所となっている。