京畿道、「ロシア革新課題高度化支援事業」参加企業募集…技術移転コンサルティング

投稿日d 2021-05-20 ヒット数 200

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○ 京畿道、道内の中小企業を対象にロシア革新課題高度化支援事業公告
– 5月20日から6月17日まで、ロシア革新課題高度化支援事業に参加する3社募集
– ロシアとの技術協力を進行中の道内企業を対象に最大10回までコンサルティング支援
– 技術保証基金のコンサルタントを通じてロシア技術移転及び事業化に関する有意義なコンサルティングサービスを提供

京畿道は、京畿道所在の企業を対象に「2021年ロシア革新課題高度化支援事業」への参加企業を募集する。募集期間は来月17日まで。

ロシア革新課題高度化支援事業は、ロシアと技術協力を現在行っていたり、今後希望する企業を対象に、技術保証基金のコンサルタントを紹介し、ロシアへの技術移転及び事業化に関するコンサルティングサービスを提供する事業。

これに先立ち道(京畿ロシア技術協力センター)は先月15日、技術評価専門機関である技術保証基金と「ロシア革新課題高度化支援事業」に関する業務提携を締結した。今回実施する参加企業の応募は業務提携の一環であり、道内所在の企業のロシア源泉技術の導入、技術価値の評価、技術の事業化をより専門的にサポートすることで周期的な企業支援を強化することを目的としている。

「ロシア革新課題高度化支援事業」に選ばれた企業は、ロシアとの間での技術移転、技術価値の評価、技術の事業化などの分野において技術保証基金のコンサルティングサービスを受けることができる。そしてロシアへの技術移転に成功した企業は、技術保証基金の知識財産(IP)買収保証を受けられる可能性が高まる。知識財産買収保証とは、知識財産の売買、実施権の許可などの方法で買収・事業化する企業を支援する保証のこと。

募集企業は3社のみ。企業1社につき10回以内(300万ウォン前後)のコンサルティングサービスが受けられる。コンサルティングサービスは、選定後約3か月間、現場で実施される。

道は、ロシアと京畿道所在の企業間の技術協力による共存共生の協力関係を強化するため、2019年10月、地方自治体では初めてロシアとの技術協力専担機関である京畿ロシア技術協力センターをオープン、ここでは技術マッチングプラットフォームとしての役割を果たしている。

ロシアはアンタクト(非対面)の核心技術である情報技術(IT)、ソフトウェア、素材・部品・装備の関連企業を有しており、京畿道はサムスン、LG、現代起亜自動車などに素材・部品を納品するほどの優れた商用化技術を有する多数の中小企業があり、両地域間の業務協力によってかなりの相乗効果を生み出している。

「ロシア革新課題高度化支援事業」への参加希望企業は、(財)京畿テクノパークの成果管理システム(https://pms.gtp.or.kr/)にて来月17日まで申し込む。事業に関する問い合わせは、京畿ロシア技術協力センターのホームページ(http://grtp.or.kr)を参考にするか、(財)京畿テクノパーク担当者(031-400-3731)まで電話で問い合わせる。

道関係者は、「京畿道と技術保証基金の協力によって推進する今回の事業が、京畿道所在の中小企業が、ロシアとの間で技術移転・価値評価・技術事業化を果たすのに役に立つよう努力する」と語った。