京畿道、外国人ジェンダーに基づく暴力の被害者を14か国語で支援…通訳・翻訳サポート団発足式開催

投稿日d 2025-09-19 ヒット数 12

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〇 「2025通訳・翻訳サポート団」発足式及びスキル強化教育実施
〇 特殊外国語を含めた14か国語の通訳・翻訳支援…専門性・感受性強化教育も同時実施

京畿道と京畿道女性家族財団が運営するジェンダー暴力統合対応団(以下、対応団)は19日、道内のジェンダーに基づく暴力の被害に遭った外国人を支援する、「2025年通訳・翻訳サポート団」発足式を開催した。

通訳・翻訳支援事業は、言葉と文化の違いにより疎外されがちな外国人被害者に対する支援の拡大を目的に推進された。ジェンダーに基づく暴力の被害に対する捜査支援及び法律相談、被害者の意見陳述に同行など、デリケートかつ複合的な状況で、信頼度の高い通訳・翻訳サービスを提供することを目標としてる。

対応団は、2024年に選抜された21名の通訳・翻訳人材で運営中で、2025年今年は、韓国外国語大学校の特殊外国語教育振興院との業務協約等を通じて、人材と言語を補強した。

特に、安山・始興・華城など外国人住民が多く居住する京畿道地域の特性上、英語・中国語など一般外国語サポートだけでは限界があった。そのため、ラオス語、ヒンディー語など特殊外国語まで含めた33名の通訳・翻訳スタッフが活動することになり、14か国語の京畿道カスタマイズ型支援体制が構築された。

発足式と同時に行われたスキル強化教育は、▲ジェンダーに基づく暴力及び被害支援に対する理解 ▲捜査・法律支援手順など、実務中心の教育が実施された。対応団は、継続的な教育を通じて、通訳・翻訳スタッフのジェンダーに基づく暴力に対する知識と現場対応力の向上を図る方針だ。

イ・ソンウン団長は、「言葉の壁により適切な支援を受けられていない外国人被害者が依然として多い」とし、「通訳・翻訳サポート団の運営を通じて、すべての被害者がいつでも安全かつ迅速に保護を受けられる環境を構築していく」と述べた。