京畿道、各産業分野においてVR(仮想現実)/AR(拡張現実)の融合技術に対する実証支援事業に着手
投稿日d 2021-08-16 ヒット数 209
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○京畿道、「VR/AR技術融合実証支援」事業で10のコンソーシアムを最終的に選定
-これまで2ヶ月間、技術供給会社と実証を希望する企業のマッチングをサポートし、最終的にコンソーシアムを選定
○生産性の拡大、コスト削減など、産業分野において実質的に役立つと期待される。意見聴取により積極的に支援。
京畿道が製造・建築など伝統的な産業分野において仮想現実(VR)や拡張現実(AR)技術を積極的に導入する「VR/AR技術融合実証支援」事業に本格的に取り組んでいると、16日に発表した。
今回の事業は、VR/AR技術を保有する企業(供給会社)とVR/AR技術を希望する製造業・建築業など伝統的な産業群の企業(需要企業)を繋ぎ、産業分野全般にVR/AR技術を拡大することを目的とする。
これに先立ち、京畿道は今年の6月、技術の供給企業を選定した後、実証の需要企業とのマッチングを支援しており、その結果、供給企業と需要企業により構成された10のコンソーシアムを最終選定した。
選定されたコンソーシアムは、▲建設現場におけるVR安全教育システム、▲「デジタルツイン」橋梁のメンテナンスマニュアル、▲VRベースの、リアルタイムでの遠隔臨場ドローンシステム、▲納骨堂の運営支援、施設管理の学習向けVRマニュアルなどで、伝統的な産業において生産性を格段に高めるための実証を始める。
京畿道は、13日にオンライン着手報告会を開き、伝統的な産業に新技術を導入する上で支援が必要な企業の意見を聴取し、関連政策を拡大していく計画だ。
イム・ムニョン京畿道未来成長政策官は、「今回の事業を通して生産性の拡大、コスト削減など、伝統的な産業分野に対し、実質的に役立つ事例が出てくることを期待している」とし、「各コンソーシアムの成功を実証するために積極的に支援する方針」だと述べた。