京畿道、ナイジェリア公務員招待研修ジェンダー平等がテーマ
投稿日d 2025-10-14 ヒット数 2
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〇 10月12日から25日まで、ナイジェリア公務員招待研修実施
〇 ジェンダー平等の認識向上・女性政策の発展経験共有・継続的な国際交流拡大が目標
京畿道人材開発院は、KOICA(韓国国際協力団)と共同で、10月12日から25日まで、ナイジェリア公務員14名に対し、「ジェンダー平等及び女性政策スキル強化」をテーマとする招待研修を実施する。今回行われる研修は、2023年現地研修(第1回)、2024年招待研修(第2回)につづき、今年で3回目を迎える。
研修課程は、ナイジェリア社会のジェンダー不平等解消とジェンダーポリシースキル強化を重点テーマとしている。特に、ジェンダー平等政策と教育体制、女性のスキル強化とリーダーシップ、ジェンダー感受性の実践と適用を主な学習内容に取り入れ、京畿道が蓄積してきた政策経験を共有する。研修を通じて、ナイジェリアが政策策定の基盤を固め、両国間のパートナーシップが一層強化することが期待されている。
京畿道は、研修を企画する過程で、国際社会のジェンダー平等の中心テーマと、ナイジェリア現地の需要に対する検討を行った。また、昨年2024年の研修参加者によるフィードバックも積極的に反映して、実習型講義と現場見学を拡大、研修の成果物であるアクションプランの作成時間を充分に確保することで、研修課程の実務への適用性向上を図る。
第2回目の研修では、個人と組織の政策スキル強化だけでなく、参加者間のパートナーシップ形成という成果も見られた。特に、メッセンジャーグループを通じた研修生ネットワークの維持、機関間の協力強化、政策提言の連携などは、研修の効果が短期成果にとどまらず、長期的な交流につながることを示した。今回行われる3回目の研修は、このような成果をもとに、一層具体的で実行可能な政策アイデアを発展させることに焦点を当てている。
キム・ジェフン京畿道人材開発院長は、「3年目を迎える今回の研修課程は、これまで蓄積してきた成果をもとに、ナイジェリア公務員が政策を具体的に設計して、実行可能な代案を提示できるようにすることに重点を置いている」とし、「これを通じて、現地の教育現場と行政システム全般で実際に変化が起こり、両国間の協力関係も一層深まることを期待している」と述べた。
京畿道とKOICAは、2010年から協力を重ね、毎年開発途上国の公務員を対象とするグローバル研修事業を実施している。行政・デジタル政府・地方自治・女性政策など幅広い分野における韓国と京畿道の政策経験と発展事例を共有することで、被援助国の制度改善と人的資源のスキル強化に貢献してきた。京畿道とKOICAは今後も、各国の現地需要を反映したカスタマイズ型教育を拡大して、国際協力の幅を広げ、持続可能な発展目標の実現に向けて取り組む計画だ。
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