京畿道、シスコ(Cisco)とAIスタートアップ育成について協力 – グローバルAI革新ネットワーク拡大

投稿日d 2025-02-26 ヒット数 53

コンテンツ

〇 京畿道、シスコとAI産業の活性化に向けた業務協力
– 道内AIスタートアップ育成プログラム運営及びグローバル技術協力を支援
– グローバルネットワークおよびAI基盤ソリューションを活用したAIエコシステムの構築が期待される

京畿道とグローバルAI企業シスコ(Cisco)は、26日、AI(人工知能)産業の活性化に向けて、ソウル市江南区シスココリアの本社にて、「AI・デジタル業務協力懇談会」を開催した。

シスコ(Cisco)は、世界300か所に支社(Branch Office)を有し、ネットワーキング、セキュリティ、協業に関する製品及びサービスなどを提供している米国の多国籍企業で、年間売上高は77兆ウォン(2024会計年度基準)に達する。

この日の懇談会には、キム・ギビョン京畿道AI局長をはじめ、シスコのデイブ・ウェスト(Dave West)APJC(アジア太平洋、日本及び中国)地域総括社長、シスココリアのチェ・ジヒ代表取締役等の役職員約10名が出席して、AIエコシステム構築に向けた具体的な協力策について話し合った。

シスコは、京畿道にAIスタートアップの育成に向けた業務協力意向書(Letter of Support、LoS)を届けたほか、AIスタートアップがグローバル競争力を確保できるよう、ネットワークインフラとAIテクニカルサポートを含めた様々な協力策を提示した。

今回の協力の主な内容は、▲AIスタートアップ向け教育プログラムの運営、▲シスコソリューション活用事例の共有及び技術協業、▲専門家によるメンタリング、▲AIスタートアップのグローバル市場進出支援などだ。

特に、京畿道のAIスタートアップ支援事業と連携したシスコイノベーションセンター(Cisco Innovation Center)の教育プログラムを通じて、AIスタートアップの技術力を強化し、グローバルAI市場への連携性を高める計画だ。

キム・ギビョン京畿道AI局長は、「シスコとの協力は、京畿道のAIエコシステム拡張に向けた重要なプログラムのひとつである」とし、「道内のAIスタートアップがグローバルへ進出できるよう、今後も京畿道AI企業に対する投資機会の拡大を含めさまざまな協力プログラムを推進していきたい」と述べた。

デイブ・ウェスト・シスコAPJC地域総括社長は、「京畿道と協力してAI技術の革新を促進し、京畿道のAIスタートアップがグローバル市場で成功できるよう積極的に支援する」と応えた。

なお、京畿道は今後も、さまざまな企業と協力してAIスタートアップの成長を積極的に支援する予定だ。