京畿道、コロナブルー克服を目指し、森林休養施設のインフラ拡充に拍車

投稿日d 2021-09-01 ヒット数 157

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○ 京畿道、2021年度森林休養施設事業の推進・拡充に拍車
– 今年317億ウォンを投資して、計11の事業を推進(新規11か所、補完21か所)

○ 2023年度までに森林休養施設を拡充、現在の200か所から230か所の達成が目標
– 森林治癒指導士、森解説者など、271名の森林分野の雇用創出に寄与

近年、コロナブルー(Blue、憂うつ感)克服のための案として、緑の福祉が話題を集める中、京畿道は今年、計317億ウォンの事業費を投入して森林休養施設に関する11の事業を推進し、森林休養インフラに拍車をかけていると1日に発表した。
新型コロナウイルスの影響の長期化によって心身ともに疲労を感じている道民のために自然休養林、樹木園、木材文化体験場、幼児森体験園の造成、登山道の整備などの森林休養施設を拡充し、森林福祉サービスを提供する計画だ。
より詳細には、都心生活圏からアクセスしやすい場所に、華城舞峰山自然休養林、水原樹木園、城南清渓山森林浴場、利川木材文化体験場、東豆川癒しの森、安養幼児森体験園、高陽ナヌム木工所など、計11か所を新規造成中だ。
また龍仁自然休養林、驪州黄鶴山樹木園、安山大阜島森林浴場、ナヌム木工所など、既存の老朽化している森林休養施設21か所を対象に補完事業を推進することで、道民に常に快適な森林休養環境を提供する準備をしている。
特に、ソーシャル・ディスタンスによって森や山を訪れる人が多くなった分、安全で快適な登山環境を造成するために、光教山などの登山道について計273km区間に対して整備事業を推進中であり、その一環として今年43億ウォンの予算を新規編成して登山道の里程標の整備、京畿名山27休憩所造成事業を実施している。
また、道民のための森林福祉サービス提供のために、森林治癒、木工体験、森体験など、道民の需要を反映した様々な「カスタマイズ型体験プログラム」も拡大運営して、心と体を癒すことのできる機会を提供することにも力を注ぐ。
昨年からは新型コロナウイルスの拡散防止のため、既存プログラムの運営とは別に、動画プログラムの運営、森体験キットの制作・配布、訪問する森教育プログラムなど、様々な非対面式森体験プログラムを運営中だ。
そのために、森林治癒指導士20名、幼児森指導士124名、木工指導士29名、森解説者27名など、計271名の森林福祉専門人材が道内の癒しの森、自然休養林、樹木園、幼児森体験園、森林浴場の各地に配置されて活動している。
今後、道は森林休養サービスの持続的な拡大のために、今年から2023年までに森林休養施設を200か所から230か所まで増やし、森林休養分野の雇用も300名まで漸進的に拡大する予定だ。
現在、道内には自然休養林18か所、樹木園20か所、癒しの森5か所、森林浴場41か所、幼児森体験園92か所、森の中のキャンプ場1か所、木材文化体験場2か所、森林教育センター3か所、森林生態文化体験団地1か所など、計200か所の森林休養施設がある。
イ・ソンギュ京畿道森林課長は「これからの森林休養のトレンドに合わせ、都心生活圏周辺に道民なら誰もが利用できる便利な森林休養施設を拡充することに尽力したい」と述べ、「よく手入れされた森の中で、新型コロナウイルスによって心と体が疲れた道民が休息と余暇を楽しめるように事業推進に万全を期する」と話した。