京畿道、「VR・ARグローバル開発者フォーラム」主要演説者公開

投稿日d 2018-07-13 ヒット数 436

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gdf2018
 
京畿道は19日から21日まで3日間、板橋 京畿創造経済革新センター国際会議場で開催予定の「グローバル開発者フォーラム(Global Developers Forum、以下GDF)2018」の主要演説者と講演の内容を3日に公開した。

GDFはVR/AR産業の新技術と開発ノウハウ情報交流のために設けられた行事で、世界各国のVR・AR関係者や業界関係者1,000名余りが参加する。

今年のGDF2018のテーマは「共生の未来」で、世界各国のパートナーと世界のVR/AR市場を分析し、VR・AR産業の拡張に向け多様な協力案を議論する予定だ。

今回の行事には、世界各国のVR・AR分野の専門家20名が参加し、VR-パブリックとVR-コマース、VR-コンバージェンス、VR-eスポーツなど4つのセッションに分かれてフォーラムが行われる。

まず、初日の19日にはイギリス マンチェスター・メトロポリタン大学(MMU)のVR/AR Hubの総括ディレクターのティモシー・ジャン(Timothy Jung)教授が「世界のVR・AR市場とグローバルパートナーシップ」をテーマに基調演説を行う。そして、午後にはVR-パブリックとVR-コマースセッションが続く。

VR-パブリックセッションは世界最大のデジタルメディアアートフェスティバルである「アルス・エレクトロニカ・フェスティバル(Ars Eletronica Festival)」の共同創立者ホルスト・フェルトナー(Horsthörtner)がVR技術と芸術分野の応用を通じた公共価値の方向性について話し、軍・公共分野のVR教育・訓練プログラムの専門企業であるナビワークスのウォン・ジュンヒ代表が社会・公共分野で適用されるVR技術の事例を紹介する。

VR-コマースセッションでは北米最大のVRアーケード企業であるコントロールブイ(Ctrl V)の共同創立者ロバート・ブルースキー(Robert M.Bruski)とブロックチェーン基盤の最初の開放型VRプラットフォーム、ディセントラランド(Decentral Land)のアリ・メイリッチ(Ari Meilich)代表がVR技術を活用した市場の成功事例と事業化のビジョンを提示する予定だ。

VRアーケードフレンチャイズ化を率いたロバート・ブルースキーは、「最小限のコストと空間でVRコンテンツを体験できる成功事例」をテーマに、たった35秒でICO(新規仮想通貨公開)で270億を誘致したアリ・メイリッチは「暗号貨幣ゲーム産業およびディセントラランド-VRコンテンツ協力の現況」をテーマに実質的なビジネスを論じる。

20日午前に行われるVR-eスポーツセッションではVR先導企業であるオキュラスのクリストファー・マッケルビー(Christopher McKelvy)eスポーツ総括がVR-eスポーツの商業的な成功可能性を指摘する。2017年7月「VRチャレンジャーリーグ」を発足して以来、現在までのリーグの発展過程を踏まえた現実的な見方でVR-eスポーツ産業を冷静に分析する予定だ。

21日午前、VR-コンバージェンスセッションではCES2018優秀スタートアップに選定されたブラックボックスVR(Black Box VR)のライアン・デルカ(Ryan Derluca)代表とプリストン・ルイス(Preston Lewis)の共同創立者がVR技術のフィットネス分野の適用事例について講演する。ブラックボックスVRは検証されたスタートアップで、国内VR企業らと共感帯を形成し、VR融合コンテンツの示唆点とビジョンを提示する計画だ。

一方、20日と21日午後には、国内で初めてVR-eスポーツショーケースが開催される。VR eスポーツはVR技術を活用したオンラインゲームで、今回のショーケースはVR-eスポーツ産業の活性化のために設けられた。 eスポーツ専門企業であるKONGDOOカンパニーとeスポーツ専門家、VR専門家などの20名で構成された「VR e-スポーツアカデミア」の中間研究結果の発表の一環で今回のショーケースに対する反応と結果を分析して、改善案を導き出し、VR-eスポーツの成功ビジネスモデルを提示する計画だ。

GDF 2018はVR・ARに関心があれば誰でも参加することができ、入場券はフォーラムとVR-eスポーツをすべて観覧することができる3日券とVR-eスポーツショーケース入場券に分かれている。ホームページでの事前登録時に割引価格または無料で入場券を購入できる特典が与えられる。

詳しいイベント情報は公式ホームページ(www.gdf2018.or.kr)で確認することができる。