世界3大掘削工具製造企業ロビット社の工場が竣工 … 京畿道内において初のフィンランド企業

投稿日d 2018-02-21 ヒット数 643

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世界3大掘削工具製造企業のうちの1社であるロビット(Robit Plc)社が、フィンランド企業としては初めて京畿道の外国人投資専用産業団地に工場をオープンした。

京畿道は8日の午後、華城・長安2外国人投資地域内にあるロビットコリア(Robit Korea(株))に掘削機械工具製作および輸出のために作られた新工場の竣工式を開いたと発表した。

京畿道は昨年9月、フィンランドのタンペレに所在するロビットの本社にて1千万ドル(外国人直接投資)の投資協約を締結した。

ロビットは世界3大掘削工具製造企業の1社であり、韓国内の市場占有率は第3位である。最近では、平昌冬季オリンピックのインフラ建設にも参加している。

特に、今回新築された工場は内需市場の事業拡大だけでなく、首都圏に所在する韓国内の協力企業との協力関係の強化に加え、アジア・太平洋地域の総括本部の機能も果たす予定だ。

キム・ヒョンス国際協力官は「ロビットの成長を通じて、さらに多くの北欧にある技術強小企業が京畿道に進出してくれることを希望する」と述べ、「今後、京畿道はこれに対応できるよう、投資誘致地域の多角化戦略をより積極的に推進していくつもりだ」と語った。

一方、京畿道は既存の米国、日本、ドイツなど主な投資誘致地域以外にも、新しい誘致地域として、技術が集積している北欧をターゲットにして技術強小企業の誘致のため努力している。

特に、昨年末にはスウェーデン、エストニア、ラトビアなどの北欧国家に実務団を派遣し、投資誘致が成功した事例や京畿道の投資環境について知らせるなどの投資誘致活動を展開している。